今日,ブログサーバー・ソフトをアップデートしました。
これで,スパムコメントを若干排除できるようになったのではないかと思います。
しかし,今後のことを考えると,研究室のブログを別のサイトに移すことを検討中です。
苅田 知則(かりた とものり)研究室のブログです。
環境心理学,福祉工学の観点から,特別なニーズがある子ども達の支援を行っています。また,VoiceRulerをはじめ,生活や学習を支援する道具や環境の開発研究も行っています。
このブログでは,研究,実践活動,ゼミ,支援,バリアフリーに関することを紹介するします。
今日,ブログサーバー・ソフトをアップデートしました。
これで,スパムコメントを若干排除できるようになったのではないかと思います。
しかし,今後のことを考えると,研究室のブログを別のサイトに移すことを検討中です。
読売新聞の記事によると,日立製作所が,脳内の血液量の変化を電圧信号に変えることで,電源スイッチの「オン」「オフ」を切り替える実験に成功したとのことです。
また,記事によると,この技術は「考えた際の血流変化を電気信号に置き換える技術」への開発・応用が考えられており、「運動機能を失った難病患者が自立するための福祉機器開発につながるものとして期待される」と書かれています。
これまでにも,脳波や事象関連電位を使ったスイッチ(マクトス:MCTOS)が市販化されていましたが,今回の技術は光トポグラフィ(近赤外光を照射して血液量変化をとらえる装置)を使っているそうです。
まだまだ市販化され,かつ安価に当事者が使えるようになるには時間がかかりますが,こうした先端技術が着実に福祉機器へと応用されようとしているのは,非常にありがたい限りです。
特別支援教育士スーパーバイザーの資格取得のために,北海道大学に行ってきました。
北海道大学は,アメリカの大学のように,広大なキャンパスの中が緑と美しい建物で構成されていました。
かつて九州大学もそうだったので,非常に懐かしく感じました。
定番ですが,クラーク博士の胸像も面接会場の近くにあったので,見てきました:-D
観光名所になっているらしく観光客も多数来ていましたが,その中でお祖父ちゃんらしき人が,
小さな子どもに「この人の頭を触ったら頭がよくなるから,触ってみる?」と言って,
抱え上げていました・・・
いや,神様・仏様ではないんですが・・・ :-!
とうとうというか,やっとというか,今週から後期授業が始まりました。
カーリーの授業は,水曜日と金曜日にかたまっています。
昨年度は,まんべんなく散らばっていたので,
発達相談で大学に来ていただいたり,
反対に学校や幼稚園・保育所等に出かけていくことが難しかったのですが,
今年度は,フットワークが軽くなった感じはします。
やはり,障がい児教育に携わり,サービス(支援,相談,指導等)を提供する職業では,
週1回は臨床活動をしないと,腕が鈍る感じがします。
と書き始めたところで,そろそろ1限目が始まる時間になりました。
久々の授業なので,少々緊張気味です:-!
今日から9月に突入してしまいました。
予定では,8月中に執筆活動をあらかた片づける予定だったのに・・・
大きな誤算は,教員免許に関する法律の改正にともない,学部・大学院(うちの場合,1年制と2年制両方)のカリキュラム改正を文科省に申請する書類を作成しなければならないのと,12月に愛媛大学で開催する第20回言語発達障害研究会の準備が,夏休み期間中に重なったことでしょう。
なんとか研究会の準備は落ち着きましたが,文科省への申請書作りについては,現在教員全員で,その書類作りに追われています。
本来は,ブログを書いている状態ではないんですが,頭の切り替えも必要なので,久しぶりに書き込んでみました♪
とりあえず,明日は,東京で9月24日に開催される「ノートテイカー指導者養成講座」の打ち合わせ,翌日の日曜日は,松山のNPO祭でバンド仲間と演奏8-)・・・
いつものことながら,慌ただしい日々です:-!
12月1日(金)から3日(日)まで、京都でATACカンファレンス2006京都が行われます。
7月に行われた東京でのセミナーに続き、カーリーも講師として参加します。
支援技術に関して様々な情報が紹介されますので、興味のある方は、是非ご参加ください。
ATACカンファレンスは、障害のある人や高齢者の自立した生活を助ける電子情報支援技術(e-AT)とコミュニケーション支援技術(AAC)の普及を目的に1996年にスタートしました。
専門家のセミナー、実践紹介、当事者自身による発表、障害疑似体験、世界の最新動向紹介など約80のセッションを自由に選択して学べ、初心者にもわかりやすく、また専門的なところまで具体的にお伝えします。
展示会では国内外のe-AT製品に実際に触れて試し、情報を得ることができます。
ただ聞くだけでなく気軽に講師と話し合える場もある自由な雰囲気の楽しいカンファレンスとなっています。気軽な服装でおこしください。
2006年12月1日(金)から3日(日)
国立京都国際会館
(〒606-0001 京都市左京区宝ヶ池)
ホームページの申し込みフォームよりお申し込みください。
8月5日より受付を開始いたします。
ホームページの申し込みフォームからのお申し込みが難しい方はメール・FAX・郵送での申込みも受け付けます。ご希望の方はお問い合わせください。
ATAC2006では、口頭発表、ポスター発表、自主セミナー・シンポジウム・ワークショップの発表者を募集いたします。ふるってご応募ください。
詳しくはホームページの発表申し込みをご覧ください。
【ATACカンファレンス事務局】
去る8月11日(金)に、愛媛県立第3養護学校と愛媛大学教育学部附属養護学校の合同研修会に講師としてお招きいただき、「支援機器を使った障がい児の自己決定・自己実現」というタイトルで話をしました。
最近、東大先端研の中邑賢龍氏が提唱している「Hybridian(支援機器を自分の生活能力の1つとして取り込んだ人々)」の世界をキーワードとし、タイトルの通り、障がい支援機器(Assistive Technology、AAC)を使いながら、障がいのある子ども達が、いかに自己決定・自己実現・社会参画を達成することができるようにするか、についてお話ししました。
時計を見ながら話を進めていたつもりでしたが、調子に乗って余談をしていると、最後には時間が足りなくなっていき・・・ちょっと早口で最後をまとめたという感じでした。
しかも、失敗が一つあり、資料を後でダウンロードしていただくために、研究室のアドレスを紹介したところ、一部間違えていることに、後で気づいてしまいました。当日参加されていた先生方、申し訳ございません。
ちなみに、下に正誤表をつけて、再度アドレスを紹介します。
なお、当日の資料については、「研究成果の公開」ページで公開しています。
昨日、盲ろう児の親の会から、「ふうわ夏の集い」(夏季キャンプ)におけるボランティア募集の依頼を受けました。
ボランティアは、男女ともに募集していますが、現在、中学生男子の盲ろう児が多いらしく、特に男性ボランティアは大歓迎だそうです(入浴の手伝い等をしてもらえたらありがたいとのことでした)。
キャンプは2泊3日の予定ですが、ボランティアは、日帰りも可能だそうです。ただ、今年は、夜に保護者と子どもに分かれてイベントをする予定とのことで、そのイベントにもボランティアとして参加してもらえる方も大歓迎とのことです。
なお、ボランティアも参加費は1日1000円必要です。
学生の間に、盲ろう児と関わる経験は少ないと思いますから、今回のようなボランティアは、学生ボランティアにとって良い勉強になるのではないかと思います。
興味のある方は、しおりと参加申込書を預かっていますので、研究室に来てください。
以下に、概略を紹介しておきます。
今日、教育学部の事務の方に誘われて、第1体育館でバドミントンをしました。
今まで、軽い遊び程度にバドミントンをした(というより、シャトルを打った)ことはあったのですが、スポーツとしてやったことはなかったので、非常に新鮮な感じがしました。
最近、忙しすぎてジムに行く時間が取れなかったりしたので、非常に爽快な気分です(もっとも、普段のトレーニングでは使わない筋肉達が悲鳴をあげていますが・・・)。やはり、スポーツをするのは、精神的にも肉体的にもよいですね:-)
これからも、時間を見つけて参加したいと思っています。参加されているメンバーの皆様、よろしくお願いしますm(_ _)m
附属養護学校中学部の生徒さんが、合同生活単元学習「チャレンジタイム」の活動として、6月20日(火)の11時30分から、生協ショップ前カフェスペースにて、クッキーの販売活動を行うそうです。
よければ、買ってあげてください。
7月15日(土)と16日(日)に、東京でATACセミナー2006東京が行われます。
ATACは、「障害のある人や高齢者の自立した生活を助ける電子情報支援技術(e−AT)とコミュニケーション支援技術(AAC)の普及を目的に1996年以来、毎年開催」(パンフレットより抜粋)されているセミナーですが、そのアドバンスト・セミナーとしてATACセミナー東京が企画されてきました。
今回、カーリーも講師として参加します。ちなみに、担当するセミナーは、1日目「聴覚障害の人の生活を支える便利な道具」、2日目に「障害のある人のリラクゼーション」です。
東京なので、西日本の方はちょっと遠いかもしれませんが、支援技術に関して様々な情報が紹介されますので、興味のある方は、是非ご参加ください。
<プログラム>
<開催日>
<参加申し込み>
<会場>
<アクセス>
<参加費>
<主催>
<共催>
<助成>
カーリーは、宮崎県延岡市にある九州保健福祉大学の言語聴覚療法学科で、前期に集中講義を担当しています。担当している授業は「コミュニケーション機器論1」と「コミュニケーション機器論2」で、障がい支援技術(Assistive Technology)や代替コミュニケーション(Augmentative and Alternative Communication)に関するものです。
6月3〜4日に第2回目の集中講義があり、延岡に行ってきました。今回は、東大先端研時代の上司(中野泰志特任教授)にロービジョン疑似体験ゴーグルをお借りし、ロービジョン(白濁・視野狭窄)疑似体験、盲ろう疑似体験、重複障がい疑似体験(ロービジョン+知的障がい、ろう+知的障がい)を行い、それぞれに対応した障がい支援技術の紹介をしました。
愛媛大学で普段担当している授業で疑似体験をすると、週1回90分なので、ドタバタと終わって説明の時間が十分に取れない場合があります。翌週に説明を加えたりするのですが、やはりリアルタイムで説明するために、最低2コマ連続でやりたいなぁと思うことも結構あります。その点、集中講義として、土日に7コマ(もしくは、土曜に5コマ)やると、時間も十分に取れて、しっかり説明できます。もっとも、5〜7コマ分の授業資料や教材を準備するのは大変ですし、受講生も1〜2日続けて受けるので疲れるのですが・・・ :-!
しかし、今回は、その疲れも忘れさせてくれるようなイベントがありました。1日目が終わった後、受講生と食事会がありました。九州保健福祉大の学生さんと食事会に行くのは初めてでしたが、直接指導する・される関係にないので、ゼミ生とはまた違った雰囲気で色々な話ができておもしろかったです。翌日の授業は、よりフレンドリーにできたことは言うまでもありません(笑) 非常に良いイベントだったと思います;-)
カーリーは、宮崎県延岡市にある九州保健福祉大学の言語聴覚療法学科で、前期に集中講義を担当しています。担当している授業は「コミュニケーション機器論1」と「コミュニケーション機器論2」で、障がい支援技術(Assistive Technology)や代替コミュニケーション(Augmentative and Alternative Communication)に関するものです。
6月3〜4日に第2回目の集中講義があり、延岡に行ってきました。今回は、東大先端研時代の上司(中野泰志特任教授)にロービジョン疑似体験ゴーグルをお借りし、ロービジョン(白濁・視野狭窄)疑似体験、盲ろう疑似体験、重複障がい疑似体験(ロービジョン+知的障がい、ろう+知的障がい)を行い、それぞれに対応した障がい支援技術の紹介をしました。
愛媛大学で普段担当している授業で疑似体験をすると、週1回90分なので、ドタバタと終わって説明の時間が十分に取れない場合があります。翌週に説明を加えたりするのですが、やはりリアルタイムで説明するために、最低2コマ連続でやりたいなぁと思うことも結構あります。その点、集中講義として、土日に7コマ(もしくは、土曜に5コマ)やると、時間も十分に取れて、しっかり説明できます。もっとも、5〜7コマ分の授業資料や教材を準備するのは大変ですし、受講生も1〜2日続けて受けるので疲れるのですが・・・ :-!
しかし、今回は、その疲れも忘れさせてくれるようなイベントがありました。1日目が終わった後、受講生と食事会がありました。九州保健福祉大の学生さんと食事会に行くのは初めてでしたが、直接指導する・される関係にないので、ゼミ生とはまた違った雰囲気で色々な話ができておもしろかったです。翌日の授業は、よりフレンドリーにできたことは言うまでもありません(笑) 非常に良いイベントだったと思います;-)
昨夜からニュースで報道されたり、今朝の日経新聞の一面で伝えられているように、2005年の人口動態統計で、合計特殊出生率(女性が生涯に産む子どもの推定数)が、2004年の1.29を下回り、過去最低の1.25になることが、厚生労働省の報告でわかったそうです。
合計特殊出生率が2.08以上ないと人口を維持できないとされていますから、日本は確実に人口減社会へと向かっています。
公衆衛生等の学域からすると、この数値は非常に危機的状況で、政府も新しい少子化対策の基本方針を今月中にまとめる方針らしいですし、各市町村でも母子(親子)保健対策の方策が練られることでしょう(ただ、結婚・出産はもちろん、人生そのものの価値観・選択肢が多様化していく中で、「とにかく出生率を上げる」ことを強調するのは、若者、特に女性にとって一方的な価値観を押しつけることにもなりかねないので、注意が必要ですが)。
教育学部に身を置く者としても、危機感を抱かざるをえません。教育の対象者を児童・生徒・学生だけではなく、生涯学習として高齢者や、労働力として流入してくる外国人等にも拡大する等、これまでの教育パラダイムを大きく転換しなければならない時が近づいているのかもしれません。
日本質的心理学会研究交流委員会企画シンポジウムが5月27日に行われ、無事終了しました。
参加者は、約40人というところだったでしょうか。たぶん、正式な人数は日本質的心理学会から発表されることと思います。
カーリーは、「バリアフリー分野におけるニーズ把握のプロセス」というテーマで、東大先端研時代に、福島智氏を研究代表者として厚生労働省科学研究費補助金を受けて行われたニーズ調査と、フィールドワークのプロセスをからめて話題提供しました。
シンポジウム中のコメントでも語られたように、今回の話題提供者の内容がフィールドワークで観察される「事象」を分析するというアプローチだったこともあり、全体的にかみ合ったディスカッションができたかと思います。
今回のシンポジウムの内容は、近いうちに冊子にされるみたいですので、参加できなったけど興味があるという方は、その冊子をご参照ください。
最後に、今回、準備や会場設営等で手伝ってくれた、学部生・大学院生の皆さん、本当にお疲れ様でした&ありがとうございました。
最近、とんでもなく忙しかったので、久々のブログ更新です。
来る7月16日(日)に、えひめ盲ろう者友の会のピクニック交流会があります。
友の会会長から許可を得て、以下に、その情報を転載します。
興味のある方は、ぜひご参加ください。参加希望者は、直接、友の会に連絡してもらってもかまいませんし、愛大関係者に関しては、カーリーまで申し出てもらえば、まとめて参加申し込みします。
えひめ盲ろう者友の会のピクニック交流会
※貸し切りバスを利用します。詳しい旅程は、参加者に後日送付いたします。
申し込み〆切:6月15日
日本質的心理学会研究交流委員会企画シンポジウムの続報が、学会から発表されました。
カーリーも話題提供者&現地の世話役になっていますので、以下に研究会の情報を転記します。
以下、転送文です。
「フィールドワークのプロセスをいかに記述するか?:看護学のアプローチと心理学のアプローチ」
質的研究のアプローチとして代表的なフィールドワークの方法についてのシンポジウムです。今回は,看護学と心理学において精力的にご研究されている四名の先生をお招きして,フィールドワークの方法,とくにプロセスの記述に焦点を当てて議論します。フィールドワークを進めていくうちに,どのようにして,観たこと,聞いたこと,気づいたことを言葉にしてまとめていくか,悩んだりつまずいたりすることも多いかと思います。本シンポジウムで,そのような問題の共有,そしてその解決策の糸口がつかめれば,と思います。質問の時間も多く用意する予定ですので,どうぞふるってご参加下さい。
<話題提供>
<指定討論>
<司会>
<日時>
<場所>
<定員>
<参加費>
<申し込み方法>
By the way...のケーキ
平均値→見た目:3.5、味:3
評価者 | 食べたケーキ | 見た目 | 味 | コメント |
---|---|---|---|---|
楠野 | モンブラン | 3 | 3 | 普通でした |
櫻井 | いちごショート | 3 | 1 | 生クリームが・・・ |
長谷川 | レアチーズ | 3 | 3 | クリームが濃厚やった |
渡部 | 京の宇治茶 | 3 | 4 | 個人的にはさっぱりして好きな味でした |
石川 | アールグレイ | 4 | 4 | 結構はまった |
カーリー | クレープパン | 5 | 3 | 見た目にひかれたけど、このフライパン火にかけられるのかな |
ベティクロッカーズのケーキ
平均値→見た目:3、味:3.2
評価者 | 食べたケーキ | 見た目 | 味 | コメント |
---|---|---|---|---|
楠野 | レアチーズ | 3 | 4 | ゼミまで待ってよかったです |
長谷川 | いちごのズコット | 3 | 3 | チーズがズコット!! |
渡部 | 抹茶のティラミス | 2 | 3 | 蒸しパンみたいなティラミス |
石川 | ベリーベリーチーズ | 4 | 4 | とてもとてもチーズ |
カーリー | バナナパイ | 3 | 2 | まるごとバナナですバイ |
先ほどブログを見ると、無意味綴りの名前&英単語(?)というコメントが書き込まれていました。
コメントをいただくことはありがたいことですし、歓迎いたします。また、本来、ブログや掲示板の書き込みは修正しないのがマナーではあります。
ただ、本日書き込まれたコメントを見ると、名前をクリックすると全く関係のない他のホームページにジャンプするようになっていました。「荒らし」や別サイトへの勧誘の可能性もありましたので、管理人としてはそのようなコメントを防ぐ意味で、削除させていただきました。ご了承ください。
障がい支援等(おやつも含めてですが :-) )に関するコメントは歓迎していますので、どうぞ書き込みをしてください。
5月に、日本質的心理学会の研究会を愛媛大学で行うことになりました。
教育や保健医療福祉現場で実践をしていると、量的データだけでは研究対象事象(例えば、障がい児の微細な変化や発達)を記述できない場合があります。その場合、質的データで説明していくことになりますが、記述の方法が悪いと主観的・信頼性が低いという印象を持たれてしまいます。
質的心理学会では、質的データを用いて調査をしたり論文を書くための方法について議論がなされています。今回も、フィールドワークでフィールドワーカー(観察者)が体験する事象や、体験のプロセスを論文でどのように記述するかということをテーマに交流会を開くそうです。現在は、まだ内容案しか届いていないので、詳しい内容紹介は正式な案内が来たらお知らせします。ちなみに、カーリーも話題提供者になっています。
興味がある方は、ぜひ参加してみてください。
以下、シンポジウムの情報
日本質的心理学会研究交流委員会企画シンポジウム
「フィールドワークのプロセスをいかに記述するか?:看護学のアプローチと心理学のアプローチ」
<話題提供>
<指定討論>
<司会>
<日時>
<場所>
やってくれました!
いよいよ、Intelベースの"シビれるMac"で、Windows XPが動くようになりました!
4月5日に、アップル社が、IntelベースのMacでWindows XPの利用を可能にする「Boot Camp(ブートキャンプ)」のパブリックベータソフトウェアを発表し、早速ダウンロードできるようになりました。
これを使うと、起動した時に、Mac OS XとWindows XPのどちらを使うか、ユーザが選択できるようになります。
これまでにも、エミュレーターソフト「Virtual PC」でWindowsを動かしていたりしたんですが、かなり遅いので必然的に使わなくなっていました。
これで、カーリーはおそらく新しくWindows機を買うことはなくなるでしょう・・・だといいな・・・。これまでは、障がい支援ソフトのデモ、Windows XPのカスタマイズのデモ、統計ソフト(SPSS)による分析をするために、メインマシンのMac(PowerBook)とWindows機を2台持ち歩いたりしていました。そうなると、もう移動するだけで、かなり疲れてしまいます。これからは、もうMac(MacBook Pro)1台あれば十分になりそうです :-D
ちなみに、このニュースは、Macユーザだけでなく、経済関係者からも好意的に受け止められているようです。
1台で2度おいしいなんて、やっぱりリンゴマークは伊達じゃない :-)
「iPod」は最近売れに売れていますから、多くの人が所有している、もしくは知っていると思います(カーリーも研究用に1個持っています)。
アップル社は、「iPod」のメーカーであり、「シビれるMac」のメーカーでもあります。そのアップル社が、3月30日に、「iPod」の最大音量をユーザが簡単に設定できるソフトを無償で提供しました。WindowsとMacそれぞれに対応しています。このソフトの機能を用いることで、保護者は子どもの「iPod」の最大音量をロックでき、騒音性難聴を予防することができます。
ポータブルプレーヤーを大音量で聞き続けることで、4000Hz周辺を中心に聴力が低下(次第に低音域も低下)する騒音性難聴の問題は、一般にも知られるようになってきていますが、まだまだ知らない方もたくさんいます。特に、未成年の場合、騒音性難聴の危険性を知らずに、ヘッドホンをつけて大音量で音楽を聴くことも多いでしょう。
アメリカ合衆国では、iPodを聞き続けることで騒音性難聴になる可能性があると、アップル社に対して訴訟を起こした人もいるとのことです(関連記事)。今回のソフト提供は、そうした動きに対応するための措置のようです。
しかし、この関連記事によると、「iPod」は115dB以上の音を出力可能で、1日28秒以上聴き続けると騒音性難聴になると訴状には書かれてあったとのことですが、この点については「iPod」だけではなく、携帯電話やその他のポータブルプレーヤーを比較しながら試してみたいところです(まぁ、実際にはメーカーが既にやっているだろうけど)。
それよりも、日本では携帯電話でも音楽を聴くことができる機種がたくさんありますから、個々のメーカーが対応するだけではなく、学校や社会で子どもに対する健康教育を徹底して行う必要がありそうですね。
今朝(4月1日)の日経新聞第1面に、トヨタ自動車が2012年までに、高級車から小型車までの全クラスにハイブリッド車を導入するという記事が載っていました。確かに、ハイブリッド車は環境への配慮という点では非常に優れた性能をもっています。また、アイドリング時や低速走行時の電気モーター音が非常に低く騒音も少なくてすむというので、近年注目を集めています。
ただ、よいことばかりではありません。アイドリング時や低速時の音が低いということは、音を手がかりに移動する視覚障がい者、盲ろう者にとっては車の接近に気づきにくく、接触事故に巻き込まれる可能性も秘めています。また、聴覚障がい者、高齢者にとっても背後から接近する場合は低音や振動も少ないためわかりにくく、新たなバリアになるかもしれません。
実際、東大先端研勤務時代に、全盲の同僚が歩いているところに、某社のハイブリッド車がバックで発進しようとして接触しかかったのを目にしたことがあります。同僚はガイドヘルプと一緒に歩いていましたが、車がライトを点灯してすぐにバックしようとしたため、ガイドヘルプも気づきませんでした。私は10メートルくらい離れたところに立っていましたが、同じく車がアイドリングしていることに気づかず、「あっ」という間の出来事に冷や汗をかいたことがあります。
同じようなこと(実際の事故を含めて)が起こりうる危険性を、当時の上司である中野泰志特任教授が指摘し研究を行っています(詳細は、東大先端研バリアフリープロジェクトのホームページを参照してください)。
欧米は別として、日本では細い路地の中を人と車が入り交じって往来しているので、事故の危険性は欧米に比べると高いといえます。もっとも、ハイブリッド車そのものは先に述べたように環境への配慮という面では非常に優れていますから、今後障がいへの配慮としてアイドリング時と発進時のアピール等を調整をしていくことで、全ての人にとってすばらしいツールに改良してもらいたいと思います。
明日(3月31日)に、教育学部4号館のネットワークの切替工事が行われるようそうです。したがって、一時的にブログサーバとMLサーバに接続できなくなる可能性があります。利用される方はご注意ください。
高機能自閉症児、アスペルガー症候群、AD/HD児、LD児は、視覚刺激に過敏な子が多いですから、本を読む時に読む行以外を紙で隠したりします。これは、パソコンを使う時にも同じことが言えて、モニタ上で必要な所以外は見えにくくしてあげた方が扱いやすくなります。
Windowsのソフトであれば、Claro社のScreenRulerというソフトがあるのですが、Mac OS X対応で似たような機能を持ったソフトを見つけました。しかもフリーソフト!
ソフトの名前は、「Mousepose」(マウスポゼ)。
フリーソフトですが、メールアドレスの登録は必要です。以下のアドレスからダウンロードできます。
写真:マウスポゼのスクリーンショット
うまく使うと、ロービジョン(視野狭窄と白濁)の疑似体験としても使えるかもしれません。今度試してみようと思っています。
<ダウンロードの仕方>
今日、朝から17時45分まで、教育学部3号館の変電設備改修のための工事が行われており、その影響で教育学部周辺全体が停電になっていました。うちの研究室も停電になっていたので、すべてのサーバが停止していました。
MLやブログにアクセスしたのにつながらなかった方には、ご迷惑をおかけしました。
やはりサーバである以上、今後は停電対策も考えていこうと思います。
4月2日に、NPO友に会(えひめ盲ろう者友の会)の総会とお花見会が開催されるそうです。
興味のある方は、是非参加してみてください。このブログを見て興味を持った方は、カーリーまでご連絡ください。
総会
お花見
3月17日に、第164回国会提出の「学校教育法等の一部を改正する法律案」の説明会に行ってきました。
多くの現場関係者は、これまでにも中教審の答申等で知っていると思いますが、今回の改正は、平成19年4月1日より、現在の盲・聾・養護学校を障がい種別を越えた特別支援学校に一本化するためのものです。一応、現時点では法案ですが、政府としては今回の説明会で説明された方向性で審議にかけるそうです。
この改正の背景としては、児童生徒の障がいが重複化・多様化していることがあります。このため、複数の障がいに対応できる弾力的な学校制度に転換するとともに、特別支援学校に地域の特別支援教育のセンター的機能を持たせることを目的としています。
この改正に伴い、盲・聾・養護学校、特殊学級の名称が変更になる他、盲・聾・養護学校ごとの教員免許状が特別支援学校の教員免許状に変更になり、大学で修得すべき単位数が変更になります。また、LD、ADHDも対象とした通級指導が制度化される予定ですし、平成18年4月1日から学校教育法施行規則の一部を改正する省令で障がい分類が変更になる予定です(例:自閉症が情緒障害から独立し、単独の障がい分類になります)。
法案の詳細については、文科省のホームページを参照してください。
学校制度の弾力化は望ましいことですが、これまで以上に多様な障がいを対象にし、かつ重複障がいについては独自の困難さがあることを認識して対応しなければならないので、対応する教員には非常に高い専門性が求められることになると思います。我々大学教員に求められる責務も当然増えてきますから、自分自身のスキルアップも含めて真摯に対応していかなければならないと身の引き締まる思いでした。
先週は2回も東京に出張したので、ずいぶん久しぶりのアップになりました:-!
3月20日から22日まで、発達心理学会に出席してきました。今回は、恩師である九州大学の丸野俊一先生が大会長をされており、久しぶりに福岡の地を訪れることになりました。
発表としてはポスター発表の他に、大学院時代の恩師の南博文先生が企画・司会されたシンポジウムに質問者、丸野研究室の先輩である藤田豊先生が企画・司会されたシンポジウムに話題提供者として登壇させてもらいました。前者のシンポジウムはアフォーダンスの概念に関するもので、後者は発達の足場作り(scaffolding)に関するものでしたが、どちらのシンポジウムでも障がい支援の観点から発言させてもらいました。
発達心理学会は議論好きの方が多いので、互いに疑問に思ったことは率直に表明する風土があります。なので、必然的にディスカッションの時間(懇親会を含め)は非常に白熱しました。その中でも、収穫だったと思うのは、常に保健医療福祉分野や工学分野の専門職と密接に協働している立場と、そうでない立場(主に心理学他の文系で研究・活動している立場)とでは、発達観はもちろん、実践や研究に対するアプローチが大きく異なることに改めて気がついたことです。
詳細はまた別の機会にするとして、こうした差異をいかにして埋め、立場の違う人達とコラボレートしていくかを、次回以降の学会でワークショップを企画しディスカッションできたらおもしろいかなと考えつつ、久々の福岡・北九州の夜景を楽しみながら愛車で帰路につきました。
パラリンピックが開催されました。
大会二日目にして、小林深雪さんが女子視覚障害バイアスロンで金メダル、太田渉子さんが女子立位バイアスロンで銅メダルを獲得されました。
本当におめでとうございます!!!
その他の競技でも、日本勢が健闘しているみたいですから、今回のトリノパラリンピックも注目ですね.
昨日まで、東京大学の中邑賢龍研究室との共同研究で、福祉機器のニーズ調査に関する報告書を書いていました。
これは、様々な障がいのある子ども・人が持つ、既存の福祉機器・支援機器に対するニーズを抽出し、今後、福祉機器・支援機器を開発する際に参照するデータベースとして構築しようとする試みです。
今回、私が関係する報告書では、愛媛県立松山盲学校の諸先生方にご協力いただき、視覚障がい教育の現場に潜在するニーズについてインタビューを行いました。
ご協力いただいた、松山盲学校の諸先生に厚く御礼申し上げます。
今回の調査については、近く報告書として発行されると主に、Webデータベースとして参照できるようになる予定です。また、詳細がわかりましたら、このブログでもご報告します。
光成沢美さんの著書「指先でつむぐ愛」がドラマ化され、今週の金曜日夜9時から、テレビ愛媛の「金曜エンタテイメント」で放映されます。
光成沢美さんは、東京大学先端科学技術研究センターの福島智助教授の奥様です。
まだ番組ホームページで写真を見ただけなんですが、ナイスキャスティング!!!って感じです。光成沢美役の田中美佐子さんも、福島智役の中村梅雀さんも雰囲気そっくり(笑) 少女マンガ化された時は、福島さんがかなり美形になっちゃってましたが、今回は現在の福島さんにかなり近づいてますね。
ちなみに、実際に福島さんの指点字通訳をされている池田祥代さん(先端研での同僚)も、このドラマで「女優デビュー」しているので、見物です:-D
コンピュータ市場全体でいうと、Windowsのシェアが圧倒的なのですが、デザイン・医療・高等教育分野では、Macのシェアが高くなります。これらの分野でMacのシェアが高いのは、やはり画像・動画・3D等のグラフィック系ソフトが充実していること、Mac用ソフトだけでなくUNIX用ソフトも利用できること、運用管理が容易であることが理由のようです。
例えば、カーリーが2004年度に勤務していた東大では、情報端末としてiMacを使っています(アップルのサイトで紹介されている東大の事例)。本郷キャンパスに行くと、共通利用施設には学生が利用できるiMacがズラーーーッと並んでいて、Macユーザにとってはかなり壮観な光景です。
カーリーが使用するパソコンの多くは、これまでのブログからもわかるように「シビれる」Macです。
実をいうと、カーリーが学生時代に初めて買ったパソコンは、IBM社のPS/V VisionというWindowsマシンだったのですが、大学院入学と同時にMacに移行しました。Macを使い始めたきっかけは、大学院時代の指導教官がMac使いだったことや、当時の障がい支援ソフト(Ke:nx等)の多くがMacでしか動かなかったこと、プレゼンソフトや動画処理ソフト、教育分野の学習支援ソフトが豊富だったことです。
今でもセキュリティに関しては、WindowsよりもUNIXをベースにしたMac OSの方を信頼していますし、画像・動画処理等のグラフィカルな作業に関してはMacの方が操作しやすいと信じています。そしてなにより、ハード・ソフトともにデザインがよい!
ただ、最近はWindowsのみに対応した障がい支援ソフトが増えてきていますし、障がい当事者でも、圧倒的にWindowsユーザが多くなっています。また、コンピュータのアクセシビリティに関しては、近年マイクロソフト社が力を入れています。マイクロソフト社のアクセシビリティに関するホームページには、各障がいに対応したOSやソフトの設定方法、支援機器、事例が紹介されています。また、特定非営利活動法人e-AT利用促進協会と、障害者へIT利用支援のできる人材育成のためのIT研修(障害者のIT利用支援のためのUPプログラム)を全国で共同開催する等、人材育成の活動も活発に行っています。
広島大学はマイクロソフト社と協力関係を築き、昨年「アクセシビリティ・サマーキャンプ」を開催しましたし、報道発表によると、今年4月からアクセシビリティリーダー育成カリキュラムを開催するそうです。
愛媛大学も障がい児・者の就学には力を入れているわけですから、できればマイクロソフト社等の学外組織と協力関係を作り、学内のバリアフリー、ITサポートのレベルアップを図りたいなぁと一人思う今日この頃でした。
今日、五大エンボディ(株)のCozy Project機器が、観察室に搬入されました。
搬入された機器は、大型万華鏡(セル・スコープ)2台、しゃぼん玉発生器(ふわりキラリ)1台、メイルストローム1台、バブルチューブを改良したような機器(正式名称をまだ聞いていない)1台の計5点です。
これらの製品に、どれほどリラクゼーション、Calm down効果があるか、またどのような刺激・情報にすればより効果的かを評価することになっています。
見てみたい・体験してみたい人は、 カーリーにメールしてください。学外の方でも結構です(特に、興味を持たれた障がい当事者の方、ご家族は歓迎します)。
今年12月〜来年1月出版予定の本の編著者会議に出席するため、一泊二日で大阪に出張していました。
まだ本の詳しい内容はご紹介できないのですが、医学や心理学の基礎的知識もふまえつつ、軽度発達障がいのある子どもや家族を支援するために、実践に即応用できる指導法やアドバイスについても紹介する本になる予定です。言語聴覚士、保健師がメインターゲットですが、特別支援教育担当の教師にとってもわかりやすく有益だと思います(詳しくは、また後日紹介します)。
しかし、編著者会議は計6名の編著者が集まったのですが、すべての人が障がい児の療育・教育・保健医療福祉をよりよくしようという情熱を持っているので、非常にクリエイティブなディスカッションができました。私自身、参加したことで非常に勉強になりました。こういう建設的なコラボレーション、ディスカッションっていいですよね :-D
ちなみに、前日の食事会もかなり白熱しておもしろかったです。お酒が入っているから、みんな本音モードで話しますからねぇ。私とある人は飲みつつ語り合っているうちに時間を忘れ、2時過ぎに「閉店だから出てってくれ」と店を追い出されてしまいました(笑)
年度末が近づくにつれ、修論、各種学会・研究会の投稿論文の査読を依頼される機会が増えてきます。
自分の論文も書かなければならないのですが・・・ :-! 、そこはそれ、他人の論文を読むことで、自分が論文を書く時に陥りやすいミスに気づくことができます。まさに、「人のふり見て我がふり直せ」です(笑)
さて、一言で「論文」とか「研究」といっても様々なタイプがあります。大きく二つに大別するとしても、「仮説生成型」と「仮説検証型」があります。当然、それぞれのタイプによって評価するポイントは異なるのですが、どちらのタイプであろうと、論文を評価する上で査読者が必ずチェックするポイントもあります。以下の3点がそれです。
この3点がクリアになっていなければ、論文としての完成度は低く評価されます(時には論文が不採択になることもあります)。ただ、案外、この3点がクリアに記述できていない論文が多いんですねー。反対に、この3点がクリアになっていれば、論文としての完成度が高いと評価されます。
まぁ、自分の研究だと意識しなくてもわかっていることが多いのですが、論文は他人が読んでわかりやすい文章にしなければいけません。そのために、自分では「ここまで細かく書かなくてもいいんじゃないかなぁ」と思うことでも、一応書いてみることが必要です。また、自分以外の人(同級生、先輩、後輩、できれば準専門家)に読んでもらうというのも良いことだと思います。いずれにしても、「他人に優しい」文章づくりを心がけることが重要です。文章のバリアフリーといえるかもしれませんね ;-)
卒論や修論(もちろん、学会発表や投稿論文も含めて)、自分で論文を書く時には参考にしてみてください。
昨日、Apple社初のIntel製プロセッサ登載ノートパソコン、MacBook Proが嫁入りしてきました。
彼女はApple社のホームページで発表された直後に一目惚れし、衝動的に申し込んだのでした(カーリーは、Mac機はハリウッドの女優名、Windows機はハリウッドの男優名で呼ぶことにしています)。
さっそくセットアップし、ソフトをインストールしました。
まず、驚いたのは、起動の速さ。いつもの調子でスイッチを入れて目を離すと、もう起動が終了しています。
iSightも内蔵されているので、早速東京とつないでビデオ会議してしまいました。
非常に簡単に、かつ問題なく会議はできました。しかし、先方にとってちょっと画面が荒かったらしいのと、動くと残像が残る、書類を見せながら話そうとしても文字はつぶれて読めない等のちょっとした改善点はありました。これが内蔵による仕様上の問題なのか(iSightの仕様上の問題も含めて)、無線LANを使ったことによるものなのか、まだ確認していません。
しかし、そんなことはいいんです!!!
Winだと許せないことも、なぜかMacだと許せてしまうんです。デジタルな機械なのに人間味を感じるから。
おそらく、このMacも我々を「しびれ」させてくれることでしょう(実は、もうすでに一回しびれちゃいました :-P )。
今日は、障害児教育講座の修論と卒論の発表会でした。
やはり、これもある種の儀式ですから、カーリーもネクタイとめがねをコーディネートしつつ、スーツで発表会に臨んだのでした(笑)
修論に関しては、個人情報の保護、倫理上の問題から、フィールドワークや事例研究をされた方の多くは、検査結果や観察データを示せないまま、論を進めなければならない苦しさが、発表にもでていたかなというのが印象です。また、質疑応答の時間が短かったかなという印象はありました。やはり修論になると、ある程度ディスカッションできないと、お互いに消化不良のまま終わってしまいそうです。
卒論は、実践としてすばらしいことをしており、ある種その集大成を作品として発表しているという印象があります。ただ、特別な配慮や指導の効果を説明する場合、多くの人が応用行動分析や模倣学習(およびその背景にある学習理論)を暗々裏に用いているのに、先行研究や理論についてはほとんど触れられていませんでした。
せっかく理念も実践もしっかりしているのに、理論とそれに基づいた方法論を裏づけられていないと、行き当たりばったりに実践をやっていると誤解されてしまう危険性もあります。その点が、今後の課題かなと思います。
今年は1年目で指導学生がいなかったので、ある種オブザーバー的な参加でしたが、来年度は当事者の仲間入りです♪
ゼミのみんな、がんばろうねー ;-)
ブルージュのケーキ
小悪魔ショコラ(カーリーの東京みやげ壱)
天使のチーズケーキ(カーリーの東京みやげ弐)
最近、障がい当事者(視覚障がい)の友達とお酒を飲む機会が重なりました。
酒も入って、ほどよい感じに本音トークが始めると、盛り上がったテーマがあります。
それは、「障がい者は聖人君主のように、清く正しい生活をしているイメージをいかに崩すか?」
まぁ、今回飲みつつ語り合った友達はみんな男なので偏りはあると思うのですが・・・障がいの有無にかかわらず、当然人間ですから、年頃になれば恋愛感情を持つし、性にも興味を持ちます。ただ、障がいがあると、自分は相手に好意を持っていても、相手は恋愛対象として見てくれないということがしばしばあるそうです。
なかには、告白すると「○○さんって、そんな気持ちを抱く人だと思わなかったわ」って言われたことがある人もいるそうで・・・(そんな気持ちって・・・:-! すごく当たり前だと思うんですが・・・)
とにかく、みんな「一人の男性として見てほしい!!!」わけです。やっぱり、日常生活で重要な「こころのバリアフリー」とは、そこだろうと!!! しかし、地道に(個別に)アピールしていくしかないだろうということもあるので、地味ながらブログに載せてみました(笑)
かつ、みんなもてたいわけです!!! ということで、「自分はもてない」と言っている当事者をもてるように支援することも重要な障がい支援だよね!っと、みんなで熱く語った夜でした(笑)
※一応、研究室のブログなので、話された内容はかなーりマイルドにしています:-P
うちのゼミには、カーリー以外Macユーザはいないのですが、Mac OS X10.4のアップデータが公開され、10.4.5になりました。
これは、セキュリティ対策というよりは、iChatのビデオ会議機能やSafariのレンダリング機能の改善、Darshboardの操作性向上等のソフトウエアアップデートと、Intel版に関しては、/usrディレクトリ以下に収録されたコマンドの多くが更新、ATIとnVIDIA製の最新グラフィックドライバも同梱される等、大規模なアップデートになっているようです。
詳細は、こちらを参照してください。
マイクロソフト社が、2月14日にMedia Player、Internet Explorer、TCP/IP、Powerpoint2000等の脆弱性に対処する、月例のセキュリティ更新プログラムを公開しました。
Windowsユーザは、Windowsをアップデートしておいてください。
仲良しのたーざん(えひめ盲ろう者友の会理事長の高橋信行氏)のホームページとリンクをはりまーす。
たーざんは、盲学校教員として、おそらく日本で初めてSE資格をとった人で、視野狭窄の疑似体験ソフトや、盲ろう者用のスケジュールソフト等を自分で開発してます。
ちなみに、カーリーとたーざんは、バンド仲間でもあります。8-)
先ほど、NHK総合の「プロフェッショナル:仕事の流儀」という番組を見ていました。
今日(2月14日)の放送では、東京大学の古澤明助教授がクローズアップされていました。古澤助教授は量子テレポーテーションの世界的権威ですが、番組中、彼の「失敗を楽しむことが重要です」という言葉が、非常に印象に残りました。
古澤助教授とは学域も学問的レベルも違うのですが、実際、私も研究や臨床活動をしていて、成功する、もしくは満足できる成果が得られることはごく一部であることを実感します。失敗こそが成功への道しるべだという彼の言葉を聞くと、自分が学問の世界を志した頃の初心が思い出され、新鮮な気持ちになりました。
大きな夢を持つこと、夢に挑戦し続けること、失敗を楽しむこと、失敗から学ぶことが、何事においても一番大事なのでしょうね。
教育学部のサーバに置いてある研究室のホームページを更新し、ブログへのリンクを作りました。
一応、学部のサーバにあるホームページがメインで、ブログはサブなんですが・・・
多分、更新はブログの方が早いでしょうね (笑) :-)
PHP4.4.0以下と、PHP5.0.5以下に重大な脆弱性があるということで、PHP5.1.2をインストールしたら、GsBlogが使えなくなってしまいました(T_T;)
PHPの設定をいじれば使えることは判明したものの、この際W3Cに準拠した「P_BLOG」に変更することにしました。
アクセシビリティはあがったかな。
また改めてログを作らなくては・・・
五大エンボディ(株)との共同研究として、五大エンボディ(株)と京都精華大学が共同開発しているCozy Project商品の客観的評価を担当することになりました。
生理指標や行動を分析し、障がいのある人が主体的に環境を調整することの効果(リラクゼーション等)を評価する予定です。
3月6日(月)に、教育学部4号館に評価する機器が搬入される予定になっています。ゼミの日ですし、ぜひゼミ生は参加してください。
2月5日に愛媛県盲ろう者友の会(友に会)のボーリング大会が行われました。
カーリーも参加してきました。県内外から障がい当事者、通訳介助者の方が参加されており、ボーリング大会、懇親会、2次会、3次会まで楽しくすごせました。
4月2日には、お花見会が開かれるそうです。
友に会のイベントは、とても楽しいですので、興味のある方は参加してみてください。:-)