2010年5月20日木曜日

DO-IT Japan 2010開催のご案内

毎年,カーリーもスタッフとして参加している,障がいや病気に縁る困難を抱える若者の大学進学・キャリアアップを支援するプログラム(DO-IT Japan:ドゥーイット ジャパン)が,今年も開催されます。
5月17日より参加応募が始まりましたので,ご案内申し上げます。


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障害や病気による困難を抱える若者を大学に
「DO-IT Japan 2010」 開催のご案内
2010年8月4日(水)-8月8日(日)
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DO-IT Japanは、障害のある、あるいは病気を抱えた若者たちに、それぞれの困難を補うテクノロジーを紹介・提供し、若者たちの大学進学や将来の就職といった本人の希望の実現をお手伝いします。

大学進学をお考えのみなさま、DO-IT Japanプログラムへの参加を通して、障害や病気による困難を抱える仲間たちとともに、あなた自身の将来について考えてみませんか?

今年、DO-IT Japan 2010では、以下の3つのプログラムを開催いたします。
 ・ 高校生・高卒者向けDO-ITプログラム
 ・ 小学生・中学生・保護者向けDO-ITプログラム
 ・ 大学生向けDO-ITプログラム

みなさまのご参加を心よりお待ちしております。

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DO-IT Japan 2010 プログラム
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●○●【高校生・高卒者向けDO-ITプログラム】●○●
高校生・高卒者を対象としたDO-ITでは、5日間のプログラムが設定されています。
プログラム期間中、参加者は親元を離れ、他の参加者とともにホテルに宿泊しながら、
大学や企業で講義を体験し、社会で活躍している、障害のある先輩と交流します。
プログラム終了後は、インターネットを通じて先輩や専門家がアドバイスをするなど、参加者を継続してサポートします。
そして、これらの取り組みを通して、参加者が進路について自分自身で考え、選択する力を育んでいきます。

開催日時: 2010年8月4日(水)~8月8日(日)
場所: 東京大学先端科学技術研究センター
対象: 大学進学を目指す、障害のある、あるいは病気を抱えた高校生、高卒者
(学年・障害・病気の種類や程度、希望大学は問いません)
募集定員: 約10名
参加費用: 各参加者にパソコン、必要な支援機器が提供され、宿泊費が補助されます
(宿泊費・食事代として25,000円程度ご負担いただきます)

・応募の流れ
 応募受付:2010年5月17日~6月4日(当日消印有効)
 選考結果郵送:2009年6月14日以降

・応募方法
 応募用紙をウェブサイト上でダウンロードし、
 必要事項を記入後、DO-IT Japan事務局へ郵送してください。

※ 詳しくは、DO-IT Japan ウェブページをご覧ください。
[→] http://doit-japan.org/

●○●【小学生・中学生・保護者向けDO-ITプログラム】●○●
〈小学生・中学生へのDO-ITセミナー〉
小学生・中学生を対象としたDO-ITでは、かっこいい支援機器にさわったり使ったりするなど、先進的なテクノロジーを体験します。
また、DO-IT Japanや社会で活躍する、障害のある先輩の講演会を聞いたり、一緒に昼食をとったりして、交流を楽しみましょう。


〈お父さん・お母さんへのDO-ITセミナー〉
保護者の皆様へは、まず、障害学生の大学進学および配慮に関する現状について報告します。
また、専門家による相談会を開催しますので、お子様の進学に向けて悩んでいることや準備すべきことを相談してみてはいかがでしょうか。
また、障害をもって社会で活躍する講師による講演会もございます。

開催日時: 2010年8月7日(土) 11:00~16:00
場所:東京大学先端科学技術研究センター
対象:大学進学を目指す、障害のある、あるいは
病気を抱えた5年生以上の小学生・中学生・その保護者(障害・病気の種類や程度、希望大学は問いません)
募集定員: 約20名
参加費用: 弁当代として一人1,000円

・応募の流れ
 応募受付:2010年5月17日~6月4日(当日消印有効)
 選考結果郵送:2009年6月14日以降

・応募方法
 応募用紙をウェブサイト上でダウンロードし、
 必要事項を記入後、DO-IT Japan事務局へ郵送してください。

※ 詳しくは、DO-IT Japan ウェブページをご覧ください。
[→] http://doit-japan.org/

●○●【大学生向けDO-ITプログラム】●○●
大学生を対象としたDO-ITプログラムでは、DO-IT Japan企画 一般公開シンポジウム「障害を説明することで変わり始めた入試制度(仮題)」へ参加し、日本における大学入試や大学入学後の支援に関する現状について、ご報告します。

全国から集う、障害のある、あるいは病気を抱える学生と共に、大学入試における配慮のあり方や、現代社会のバリアフリー化に
ついて語り合ってみませんか?

開催日時: 2010年8月7日(土)
場所: 東京大学先端科学技術研究センター
対象:障害のある、あるいは病気を抱えた大学生・大学院生(学年・障害・病気の種類や程度は問いません)
募集定員: どなたでもご参加いただけます(※予約が必要です)
参加費用: 無料

・予約受付:2010年7月15日~8月3日
・予約方法
 事前参加予約をメールまたはFaxにて、
 お名前・人数をお書きの上、
 ご予約をお願いいたします。
(特に書式等は設けて おりません)

※ 詳しくは、DO-IT Japan ウェブページをご覧ください。
[→] http://doit-japan.org/

■■■〔お問い合わせ〕■■■
DO-IT Japan 事務局
〒153-8904 東京都目黒区駒場4-6-1
東京大学先端科学技術研究センター バリアフリー系
電話 : 03-5452-5490
ファックス : 03-5452-5490
メール: info@doit-japan.org

[DO-IT Japan 2010]
 主催:DO-IT Japan
 共催:ソフトバンクモバイル株式会社、富士通株式会社、マイクロソフト株式会社
 協力:沖電気工業株式会社、他(複数の企業・団体に協力依頼中)

2010年5月2日日曜日

iPhotoがiPhoneをデバイスとして認識してくれない問題

数日前から,iPhotoがiPhoneをデバイスとして認識しなくなってしまいました。
iTunesとは同期ができているので,最低限の同期とバックアップは可能ですし,iTunesを通してiPhotoの写真データをiPhoneに同期させることもできています。しかし,iPhoneで撮った写真をMac側に吸い上げることができないので,どうしたものか悩んでいました。

フリーソフトの「iPhone Explorer.app」を使うと,JailBreakしていないiPhoneやiPod touchの中身をある程度操作できるということなので,「DCIM」フォルダをバックアップ→必要な写真データをiPhotoに送る→iTunes経由で同期,という方法もあるのですが,非常に手間がかかるので,なんとかiPhotoで認識させたいところです。

Googleで「iPhoto iPhone 認識しない」等と入力して検索すると,かなり頻繁に起こっている問題のようでした。
他の方も色々試してみたようですが,対処療法的なので,特定の方法で改善するわけではないようです。

以下,試してみた方法と結果をまとめておきます。
私のiPhoneの場合,5の手続きで,ようやくiPhotoに認識されるようになりました。

1.「iPhoto Library」の「iPod Photo Cache」を削除
 「ピクチャ」内の「iPhoto Library」を「control」キーを押しながらクリック(もしくは右クリック)し,「パッケージの内容を表示」を選択します。すると「iPhoto Library」の内容が表示されるのですが,その中の「iPod Photo Cache」というフォルダを削除します。
 その後,iPhoneとiPhotoを再起動し接続しなおすと,デバイスとして認識されるようになるということだったのですが・・・残念ながら,私のiPhoneは認識されませんでした。

2.iTunesから「復元(工場出荷時に初期化)」し,システムの入れ替え
 やはり数日前から,電波状態が悪いはずはないのに圏外表示になっていたので,iPhone OSが不調なのかと疑い,工場出荷時に初期化し,iTunesのバックアップデータを使って,アプリやデータを入れ直しました。これでiPhotoにも認識されるかと思いきや・・・相変わらず認識されません。

3.「イメージキャプチャ.app」でデバイス認識
 Mac OSにデフォルトでインストールされている「イメージキャプチャ.app」を使って,iPhoneをデバイスとして認識されるという方法が紹介されていたので,試しに「イメージキャプチャ.app」を起動してみましたが,iPhoneをデバイスとして認識してくれず,失敗しました。

4.「iPhone」の「設定」→「一般」→「リセット」→「ネットワーク設定をリセット」
 理由はよくわからないのですが,上記の手順でiPhone側のネットワーク設定をリセットすると,iPhotoで認識可能になったとのことですが・・・残念ながらやはり認識されませんでした。

5.「iPhone Explorer.app」で「DCIM」をバックアップ後,削除
 注意:この方法では,iPhoneの写真データが消えてしまうので,必ず「DCIM」のバックアップを取ってから作業しましょう!
 「iPhone Explorer.app」でiPhoneの内容を表示させ,「DCIM」をMac側にコピーし,バックアップをとります。
 次に,「iPhone Explorer.app」上で「DCIM」をクリックし,「Delete」ボタンを押して削除します。
 この作業が終わったら,iPhoneを再起動させます。
 iPhoneの写真データは空の状態になりますが,iTunesはもちろん,iPhotoとイメージキャプチャ.appでもデバイスとして認識されるようになりました。
 どうやら,「DCIM」内のデータベースファイルの類が破損していたのかもしれません。

 手間暇かかりましたが,なんとかiPhotoに認識されるようになり,付加的にシステムを入れ直したことで電話状況も改善されたようなので,一応満足できる結果になったと思います。