2010年5月2日日曜日

iPhotoがiPhoneをデバイスとして認識してくれない問題

数日前から,iPhotoがiPhoneをデバイスとして認識しなくなってしまいました。
iTunesとは同期ができているので,最低限の同期とバックアップは可能ですし,iTunesを通してiPhotoの写真データをiPhoneに同期させることもできています。しかし,iPhoneで撮った写真をMac側に吸い上げることができないので,どうしたものか悩んでいました。

フリーソフトの「iPhone Explorer.app」を使うと,JailBreakしていないiPhoneやiPod touchの中身をある程度操作できるということなので,「DCIM」フォルダをバックアップ→必要な写真データをiPhotoに送る→iTunes経由で同期,という方法もあるのですが,非常に手間がかかるので,なんとかiPhotoで認識させたいところです。

Googleで「iPhoto iPhone 認識しない」等と入力して検索すると,かなり頻繁に起こっている問題のようでした。
他の方も色々試してみたようですが,対処療法的なので,特定の方法で改善するわけではないようです。

以下,試してみた方法と結果をまとめておきます。
私のiPhoneの場合,5の手続きで,ようやくiPhotoに認識されるようになりました。

1.「iPhoto Library」の「iPod Photo Cache」を削除
 「ピクチャ」内の「iPhoto Library」を「control」キーを押しながらクリック(もしくは右クリック)し,「パッケージの内容を表示」を選択します。すると「iPhoto Library」の内容が表示されるのですが,その中の「iPod Photo Cache」というフォルダを削除します。
 その後,iPhoneとiPhotoを再起動し接続しなおすと,デバイスとして認識されるようになるということだったのですが・・・残念ながら,私のiPhoneは認識されませんでした。

2.iTunesから「復元(工場出荷時に初期化)」し,システムの入れ替え
 やはり数日前から,電波状態が悪いはずはないのに圏外表示になっていたので,iPhone OSが不調なのかと疑い,工場出荷時に初期化し,iTunesのバックアップデータを使って,アプリやデータを入れ直しました。これでiPhotoにも認識されるかと思いきや・・・相変わらず認識されません。

3.「イメージキャプチャ.app」でデバイス認識
 Mac OSにデフォルトでインストールされている「イメージキャプチャ.app」を使って,iPhoneをデバイスとして認識されるという方法が紹介されていたので,試しに「イメージキャプチャ.app」を起動してみましたが,iPhoneをデバイスとして認識してくれず,失敗しました。

4.「iPhone」の「設定」→「一般」→「リセット」→「ネットワーク設定をリセット」
 理由はよくわからないのですが,上記の手順でiPhone側のネットワーク設定をリセットすると,iPhotoで認識可能になったとのことですが・・・残念ながらやはり認識されませんでした。

5.「iPhone Explorer.app」で「DCIM」をバックアップ後,削除
 注意:この方法では,iPhoneの写真データが消えてしまうので,必ず「DCIM」のバックアップを取ってから作業しましょう!
 「iPhone Explorer.app」でiPhoneの内容を表示させ,「DCIM」をMac側にコピーし,バックアップをとります。
 次に,「iPhone Explorer.app」上で「DCIM」をクリックし,「Delete」ボタンを押して削除します。
 この作業が終わったら,iPhoneを再起動させます。
 iPhoneの写真データは空の状態になりますが,iTunesはもちろん,iPhotoとイメージキャプチャ.appでもデバイスとして認識されるようになりました。
 どうやら,「DCIM」内のデータベースファイルの類が破損していたのかもしれません。

 手間暇かかりましたが,なんとかiPhotoに認識されるようになり,付加的にシステムを入れ直したことで電話状況も改善されたようなので,一応満足できる結果になったと思います。

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