最新のWord(Word2007以降)では、標準のファイル保存形式が「.docx」になっています。
「.docx」は、OpenXML(OOXML)と呼ばれるXMLベースの形式で、Microsoft Officeのインストールされていない環境でもファイルの読み書きが可能になるなど、メリットも大きいのですが、Word2007以前のバージョンを今でも利用している環境では、「.docx」形式のファイルを開くのに手間取ります。
(OSがWindowsの場合、Microsoft社から互換機能パックが提供されていますが、Mac版はないようです・・・)
様々なバージョンのWordが混在する環境では、今でも「.doc」で保存したほうが便利な場合もあります。
保存する時に、毎回「保存形式」を選んでも良いのですが、標準で保存するファイル形式を「.doc」にしておくと、わざわざ指定し直さなくても良いので便利です。
具体的には、以下の様な手順で、「標準のファイル保存形式」を変更します。
(当方の環境上、Mac版で説明しますが、Windows版も同様の手続きです。)
1.メニューバーの「Word」→「環境設定」を選択
環境設定の画面 |
保存の画面 |
標準のファイル保存形式を選択肢から選ぶ |
4.「標準のファイル保存形式」が「Word97-2004文書(.doc)」になっていることを確認し,設定を保存するために「OK」ボタンを押す
設定を保存するために「OK」ボタンを押す |