2007年12月28日金曜日

2007年を振り返って

気がつけば,とうとう2007年の仕事納めの日を迎えました。最近は1年が短く感じられるようになり,自分が年を取ったのか,はたまたそのくらい仕事に追われているのか,わからない状態です。


今年は,いくつかの研究プロジェクトを同時並行で走らせることになった上,学内外の仕事も増え,常に授業・講演の内容を考えたり,原稿の〆切を心配したり,実験の内容を考えたりしていました。でも,大変でつらい年だったかというとそうではなく,公私ともに充実した年だったと思います。


仕事の面で言えば,五大エンボディ(株)との共同研究が毎日新聞で取り上げられ,様々な反響をいただきました。五大エンボディ(株)と毎日新聞には,厚く御礼申し上げます。また,文部科研や障害児教育講座が中心となって獲得した,平成18年度「資質の高い教員養成推進プログラム(教員養成GP)」も最終年度を迎え,実践・研究活動も大詰めを迎えています。ご協力いただいている学校,施設の皆様,及び学内で支援をいただいている先生方,大学院生の皆様にも,厚く御礼申し上げます。


20代の体力はなくなっていることは最近身にしみているところなので,体調には気をつけながらも,来年も良い年となるよう,がんばりたいと思っています。


それでは,皆様,よいお年をお迎えください ;-)

2007年5月31日木曜日

平成19年度盲ろう者通訳ガイドヘルパー養成研修事業

特定非営利活動法人えひめ盲ろう者友の会から,平成19年度の盲ろう者通訳ガイドヘルパー養成研修事業のお知らせが届きました。


盲ろう者通訳ガイドヘルパーとは,目と耳が不自由な人の移動支援,コミュニケーション支援をする人のことです。愛媛県には,盲ろう者が約200人存在すると言われています。


この養成研修事業を修了した人は,県から修了証が交付され,修了者名簿に記載されます。また,本人の申し出により,全国盲ろう者協会が実施する訪問相談員(盲ろう者向け通訳介助者)として登録手続きがされます。


特別支援学校では,障害の重度・重複化への対応が大きな課題になっていますから,これから特別支援学校教員や特別支援教育コーディネーターを目指す人にとっては,こうした講習会を受け通訳介助者としての活動経験があることが,教員採用試験等でアピールになりえます。


詳細は,タイトルからリンクをはっている特定非営利活動法人えひめ盲ろう者友の会に掲載されていますし,紙媒体の資料はカーリー研究室の掲示板に貼っています。


興味のある方は,ぜひ受講してください。

2007年5月29日火曜日

5月29日のおやつ







購入店:Betty's NEWYORK
食べた人見た目コメント
ブルーベリー(苅田)酸味と甘みのコラボレーション!!
白桃&チェリー(杉谷)これは冷やして食べるべき。
みかん(檜垣)風邪気味なのでビタミン摂取に良かったです。

観察室ビフォーアフター

今日、3回生の有志に手伝ってもらい、観察室を片づけました。


以前の観察室は、残念ながら下の写真のように物置のような状態でしたが、







片づけ後は、床に散らばっていたオモチャ等が片づけられ、下の写真のように部屋全体を広く使えるようになりました。





某番組風にナレーションを入れると、「なんということでしょう! 物を置くスペースを見つけることがむずかしかったあの観察室が、今では寝転がることができるくらいに広くよみがえりました」という感じでしょうか(笑)


手伝ってくれた皆さん、本当にありがとうございました。そして、お疲れ様でした。

2007年5月2日水曜日

厚労省、盲ろう者の実態調査へ・自治体に介助促す

厚生労働省が,5月にも盲ろう者の実態を把握するため,初の全国調査に乗り出す方針を固めたそうです。盲ろう者向けの介助事業(2000年度より開始)を実施していない自治体が半数近くあることがわかったことがきっかけだったとのことです。


私の授業でも紹介しているように,盲ろう者は全国に1万3000人いると推計されていますが,東大先端研の福島智氏らの話では実際には2万人くらいはいるとのことです。私が東大先端研に勤務していた時から,すでに全国調査の必要性は提案されていましたが,ようやく国レベルで調査が行われることになり,盲ろう者の人数,支援・介助等に関する当事者のニーズ,及び支援・介助をしている人々のニーズが抽出されようとしています。


結果が報告されるまでには時間がかかるでしょうが,愛媛県でも「えひめ盲ろう者友の会」や「ふうわの会」を中心として調査が行われるだろうと思います。また調査の様子がわかれば,随時報告したいと思います。


NIKKEI NETの記事へジャンプ

2007年4月18日水曜日

2007年4月17日のケーキ


4月17日のケーキ


ベティ・クロッカーズ











































食べた人食べたケーキ見た目コメント
苅田ロールケーキ
中のイチゴ大福が微妙でした(>_<)
檜垣季節のタルト
フルーツがもっと欲しい。
タルトはもう少し硬い方がいい。
久保ティラミス
極普通
杉谷ブロードウェイ・
チョコレートケーキ
密度が高くてくどい。
1つでお腹一杯になる。
平均
ご馳走様でしたm(__)m
+ kari lab +

2007年3月23日金曜日

ワークショップのご案内

今週末の日曜日(25日),愛媛大学教育学部大講義室で,質的研究のワークショップを行います。本ワークショップは,日本質的心理学会の交流研究助成をうけて行うものです。これまで,四国地方には質的研究に関するネットワークや研究会があまりなかったのですが,今回のワークショップをきっかけに,情報交換等を進めていけたらよいと考えています。


申し込み等は必要ありませんので,興味のある方は,ぜひご参加ください。


以下,ワークショップの情報です。




四国地方における質的研究法に関するネットワーク構築の可能性を探る


 質的研究法には,行動観察,ナラティブアプローチ,フィールドワーク,グラウンデッド・セオリー・アプローチ,アクションリサーチ等,様々な手法が含まれるが,本来,研究方法とは研究目的を的確に達成するための手段であり,研究方法が限定された研究は成立しえない。


 だが,質的研究法には体系的な教育カリキュラムが確立しておらず,初学者は親和性のある研究法に固執したり,試行錯誤を繰り返す傾向が強い。関東・関西地方の都市部であれば,研究会や講習会等を通して,質的研究に関するネットワークの構築や情報交換がなされ,初学者でも多様な質的研究法の手法を用いる可能性を見いだすことができるかもしれない。


 しかし,四国地方のような地方都市においては,質的研究法を習得した個々の大学教員のキャパシティに依存する(属人性が高い)傾向にある。また,初学者にとって,実際に質的研究が進められる過程を見聞きすることも重要であるが,地方都市では卒業論文や修士論文等で質的研究を用いる機会が少なく,研究過程を擬似的に体験することが少ない。


 本ワークショップは,地方都市の質的研究者が抱える課題・問題点を鑑み、四国地方で質的研究を行う人的資源、情報資源のネットワークを構築し,そのネットワークを利用した質的研究に関する情報共有の可能性を探ることを狙いとしている。


 ワークショップは,四国地方で質的研究を行う研究者に研究成果を発表していただく。話題提供者は、主に障害児教育、保健医療福祉領域の実践現場で活躍されている研究者である。その後、同じく四国地方で質的研究に取り組む2名の研究者から、心理学・看護学分野における質的研究の意義、現状等についてコメントをいただく。その後、フロアからの反応も含めて、四国地方における質的研究に関する情報共有、ネットワーク構築について議論を深めたい。


1.日時:平成19年3月25日(日) 13:00-16:00


2.場所:愛媛大学教育学部 大講義室


3.登壇予定者


<話題提供者>


 大豆生田浩子(愛媛大学大学院教育学研究科)


 松尾基史(医療法人五月会 須崎くろしお病院)


 相模健人(愛媛大学教育学部)


 光宗昌哉(愛媛大学教育学研究科学校臨床心理専攻)


<コメンテーター>


 山下 光(愛媛大学教育学部)


 竹崎久美子(高知女子大学看護学部)

2007年3月21日水曜日

DO-ITプログラムのご案内

平成19年7月25日〜29日に,東京大学先端科学技術研究センターで,障がいのある高校生・高卒生の大学進学を支援するプログラムが開催されます。


DO-ITプログラムは,米国ワシントン大学で開発・実施されているプログラムで,Disabilities, Opportunities, Internetworking, and Technologyの頭文字をとってDO-IT(ドウイット)と呼ばれています。


今回,日本で初めて行われるDO-ITプログラムは,「障害のある高校生,高卒者のための大学体験プログラム:進学を成功させるために今君たちがすべきこと」というテーマで行われます。


興味のある方は,本ブログの「ファイル」にチラシと応募書類をアップロードしていますので,ご覧ください。また,詳細については,DO-ITプログラムのホームページを参照してください。

2007年3月20日火曜日

ブログの完全復旧

2月中旬から,ブログサーバソフトの不調で,しばらくブログが閲覧できない状態になっていました :-!


サーバソフトをそっくり入れ替えて,なんとか復旧したように見えたものの,さらにしばらくの間,ケーキの画像が見えない等の問題が出ていました。


とはいうものの,入試関連業務や報告書作成に追われて,なかなか作業が進まなかったのですが,先日,完全に復旧が終わりました・・・そのはずです・・・


来年度のゼミ運営(おやつの評価含む)をどうしようか,現在検討中です :-)

2007年2月6日火曜日

2月6日のケーキ


Teizoのケーキ



食べた人→食べたケーキ:見た目:味:コメント


久保→ブルーベリーのムース:3:4:ツブツブ感は良かったです


檜垣→抹茶ロールケーキ:4:4:ふわふわでした


杉谷→チーズスフレ:3:3:スポンジがパサパサしてまして。でも味はおいしかったです。


楠野→フランボワーズ:3:3:あっという間になくなりました


櫻井→パッションフルーツのムース:3:3:酸味が痛んでる胃に響きました


長谷川→青りんごのムース:3:3:名前にだまされたかなぁ


渡部→レアチーズケーキ:2:1:見た目がカマボコで、味がムース。あ、そういえばムース嫌いやった :-!


カーリー→ロールマロン:2:2:平凡未満


平均点→2.9:2.9

2007年1月30日火曜日

1月30日のケーキ


今日はゼミ生楠野さんの誕生日 :-D



というわけで、chou chouの誕生日ケーキです :-)

2007年1月23日火曜日

1月23日のケーキ


お菓子工房OCHIのケーキ



食べた人→食べたケーキ:見た目:味:コメント


楠野→いちごのミルフィーユ:3:3:パイ生地が意外に柔らかかったです


櫻井→中山栗のモンブラン:4:3:タルトがふゎふゎ感の栗ペーストと合ってました。


長谷川→シャルロットフリュイ:3:2:食べにくかったです


渡部→タルトタタン:5:4:えぐみのある酸味がやけどをした舌に響き渡りました。


カーリー→パンプキンタルト:4:5:控えめなパンプキンの甘みがよかったです。タルトタタンにしなくて良かったです。


平均点→3.8:3.4

2007年1月16日火曜日

1月16日のケーキ


来る1月18日は我らが苅田先生の誕生日!!

ということで、今日は先生の誕生日ケーキです :-)



先生、味はいかがでしたか? :-D

2007年1月10日水曜日

障害者就学支援室(仮称)の設置

昨年末,愛媛大学にも「障害者修学支援室(仮称)」が設置されることになりました。


これは,過去数年間,多くの教職員の方々が支援室設置を訴えてきた土壌の上に,12月に学長と聴覚障害学生との懇談会があったことがきっかけとなり,実現したものです。


学長のブログ(無為自然)より

他大学にはすでに「バリアフリー支援室」や「ボランティア活動室」等が設置されていますが,ようやく本学でもスタート地点に立つことができたことになります。


しかし,場所(もの)は確保できたものの,まだ専門スタッフ(ひと)や様々な障がいに対応するための予算(かね)は十分に確保されているとはいえません。


本学の現状では,学生の自主的なボランティア活動としてノートテイク等の支援を提供していますが,障がい学生の支援は本来大学が用意すべきものです。大学が用意する支援と学生のボランティア活動が連携したところに,より質の高い障害者就学支援があるわけですから,この支援室設置をあくまでもスタート地点とし,よりよいキャンパス・バリアフリーを目指して活動を続けていく必要があると思います。

2007年1月9日火曜日

1月9日のケーキ

ラザールスイーツのケーキ



食べた人→食べたケーキ:見た目:味:コメント


楠野→栗のムース:3:4:栗の匂いがよかったです。


櫻井→モンブラン:4:4:中に栗が入ってないかと思いきや、入ってて、しかもスポンジがもふもふでおいしかったです。


長谷川→フルーツロール:4:4:いろんな果物がバランスよくはいってました(調和)


渡部→コーヒーロール:2:3:目が覚めました


カーリー→苺のモンブラン:2:4:形が崩れてました。けど、味はおいしかったです。


平均点→3:3.8