2007年5月31日木曜日

平成19年度盲ろう者通訳ガイドヘルパー養成研修事業

特定非営利活動法人えひめ盲ろう者友の会から,平成19年度の盲ろう者通訳ガイドヘルパー養成研修事業のお知らせが届きました。


盲ろう者通訳ガイドヘルパーとは,目と耳が不自由な人の移動支援,コミュニケーション支援をする人のことです。愛媛県には,盲ろう者が約200人存在すると言われています。


この養成研修事業を修了した人は,県から修了証が交付され,修了者名簿に記載されます。また,本人の申し出により,全国盲ろう者協会が実施する訪問相談員(盲ろう者向け通訳介助者)として登録手続きがされます。


特別支援学校では,障害の重度・重複化への対応が大きな課題になっていますから,これから特別支援学校教員や特別支援教育コーディネーターを目指す人にとっては,こうした講習会を受け通訳介助者としての活動経験があることが,教員採用試験等でアピールになりえます。


詳細は,タイトルからリンクをはっている特定非営利活動法人えひめ盲ろう者友の会に掲載されていますし,紙媒体の資料はカーリー研究室の掲示板に貼っています。


興味のある方は,ぜひ受講してください。

2007年5月29日火曜日

5月29日のおやつ







購入店:Betty's NEWYORK
食べた人見た目コメント
ブルーベリー(苅田)酸味と甘みのコラボレーション!!
白桃&チェリー(杉谷)これは冷やして食べるべき。
みかん(檜垣)風邪気味なのでビタミン摂取に良かったです。

観察室ビフォーアフター

今日、3回生の有志に手伝ってもらい、観察室を片づけました。


以前の観察室は、残念ながら下の写真のように物置のような状態でしたが、







片づけ後は、床に散らばっていたオモチャ等が片づけられ、下の写真のように部屋全体を広く使えるようになりました。





某番組風にナレーションを入れると、「なんということでしょう! 物を置くスペースを見つけることがむずかしかったあの観察室が、今では寝転がることができるくらいに広くよみがえりました」という感じでしょうか(笑)


手伝ってくれた皆さん、本当にありがとうございました。そして、お疲れ様でした。

2007年5月2日水曜日

厚労省、盲ろう者の実態調査へ・自治体に介助促す

厚生労働省が,5月にも盲ろう者の実態を把握するため,初の全国調査に乗り出す方針を固めたそうです。盲ろう者向けの介助事業(2000年度より開始)を実施していない自治体が半数近くあることがわかったことがきっかけだったとのことです。


私の授業でも紹介しているように,盲ろう者は全国に1万3000人いると推計されていますが,東大先端研の福島智氏らの話では実際には2万人くらいはいるとのことです。私が東大先端研に勤務していた時から,すでに全国調査の必要性は提案されていましたが,ようやく国レベルで調査が行われることになり,盲ろう者の人数,支援・介助等に関する当事者のニーズ,及び支援・介助をしている人々のニーズが抽出されようとしています。


結果が報告されるまでには時間がかかるでしょうが,愛媛県でも「えひめ盲ろう者友の会」や「ふうわの会」を中心として調査が行われるだろうと思います。また調査の様子がわかれば,随時報告したいと思います。


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