2014年9月6日土曜日

TREASuREカンファレンス2日目を終えて

今日は、TREASuREカンファレンスの2日目でした。

広報・マネージメント能力の不足など、自らの能力不足を痛感しつつ、
充実した講師の先生方、頼もしいスタッフに支えられての1日でした。

今日は、医療的ケア、全国の臨床知収集、ICT活用という三つの柱、
どの領域についても、素晴らしい講師陣によって、
実り多い時間を提供いただきました。

加えて、準備段階で、主催大学内でも議論を進める中で、
今後の方向性を、多様な視点から検討することができました。

一息いれるための酒をあおりながら、
自分なりに思索を進めてみました。

酒の力は偉大なり・・・といわれるかもしれませんが・・・
そんな中で、頭をかすめたのが・・・

「実は、今回のTREASuREカンファレンスは、
自分が大学院時代から思い描いていた、
当事者学・保健医療福祉・教育・工学・心理学等を包括した取り組みの、
1つの試作(trial production)になりうるのではないか」

まだ粗削りで、参加者数の偏りもあり、
当事者・教員・支援者等のごった煮の状態だったりするけれども、
さらにいうと、苅田の自己満足でしかないのかもしれないけれど、
そして、まだ自分でも次回以降の具体的な手順・方略が
見えているわけではないけれども、
また、ご協力いただいた先生たちに失礼じゃないかと
いわれるかもしれないけれど、

そう思うと、なぜか、すがすがしい気持ちがしています。

自己満足に終わることがないよう、助言・苦言を真摯に受け止めながら、
しかし、「色々な領域を渡り歩いてきた苅田らしいね」と
言われるような取り組み、育成カリキュラムを
今後も考えたいと思っています。

さて、ここまで書いたうえで、また明日に向かいます。

2014年8月10日日曜日

TREASuREカンファレンス2014の開催について

愛媛大学 教育学部 特別支援教育講座では、

2014年8月18日(月)・9月6日(土)・7日(日)まで、

公開講座・ワークショップとして「TREASuRE(トレジャー)カンファレンス」を開催します。

本学部では、文部科学省からの受託事業として、

「平成26年度 発達障害の可能性のある児童生徒に対する早期支援・教職員の専門性向上事業

(発達障害に関する教職員育成プログラム開発事業)」を実施しています。

今回のイベントは,その一環として,

生活や教育において配慮が必要な子どもとのその周囲の人に,

タブレット端末等(ICT)を活用した全国の取組みや,

健康問題への対応,地域のネットワーク等について

有益な情報を提要することを目的に企画しました。


イベントでは,ICT活用に関する公開講座、

障害当事者参加(エンパワーメント)に関するワークショップ、

健康問題への対応・地域のネットワーク作りに関するワークショップを企画しています。



なお、「TREASuRE」は、

Treatment(療育)、

Rearing(子育て)、

Education(教育)、

Accommodation(合理的配慮)、

Support(特別支援)、

Research(研究)、

in Ehime(愛媛)から成る造語で、

本事業、及び特別支援教育講座の研究、

教育活動、社会貢献活動の理念を表しています。



日時の詳細につきましては、ホームページをご参照ください。


主に、現職の教員を対象とした講座が多いですが、

障害児者福祉の関係者の皆様、

特別支援教育や障害福祉に興味関心のある方、

障害当事者、ご家族、ごきょうだい向けのイベントも用意しています。


皆様、お誘いあわせの上、ぜひご来場ください。