2006年4月14日金曜日

日本質的心理学会研究交流委員会企画シンポジウム

5月に、日本質的心理学会の研究会を愛媛大学で行うことになりました。


教育や保健医療福祉現場で実践をしていると、量的データだけでは研究対象事象(例えば、障がい児の微細な変化や発達)を記述できない場合があります。その場合、質的データで説明していくことになりますが、記述の方法が悪いと主観的・信頼性が低いという印象を持たれてしまいます。


質的心理学会では、質的データを用いて調査をしたり論文を書くための方法について議論がなされています。今回も、フィールドワークでフィールドワーカー(観察者)が体験する事象や、体験のプロセスを論文でどのように記述するかということをテーマに交流会を開くそうです。現在は、まだ内容案しか届いていないので、詳しい内容紹介は正式な案内が来たらお知らせします。ちなみに、カーリーも話題提供者になっています。


興味がある方は、ぜひ参加してみてください。




以下、シンポジウムの情報


日本質的心理学会研究交流委員会企画シンポジウム


「フィールドワークのプロセスをいかに記述するか?:看護学のアプローチと心理学のアプローチ」


<話題提供>



  • 薬師神 裕子(愛媛大学)

  • 濱田 裕子(九州大学)

  • 苅田 知則(愛媛大学)

  • 谷口 明子(武蔵野大学)


<指定討論>



  • サトウ タツヤ(立命館大学)

  • 操 華子(国際医療福祉大学)


<司会>



  • 尾見 康博(山梨大学)


<日時>



  • 5月27日(土)13時から17時まで


<場所>


0 件のコメント: