2006年6月4日日曜日

九州保健福祉大学の集中講義

カーリーは、宮崎県延岡市にある九州保健福祉大学の言語聴覚療法学科で、前期に集中講義を担当しています。担当している授業は「コミュニケーション機器論1」と「コミュニケーション機器論2」で、障がい支援技術(Assistive Technology)や代替コミュニケーション(Augmentative and Alternative Communication)に関するものです。


6月3〜4日に第2回目の集中講義があり、延岡に行ってきました。今回は、東大先端研時代の上司(中野泰志特任教授)にロービジョン疑似体験ゴーグルをお借りし、ロービジョン(白濁・視野狭窄)疑似体験、盲ろう疑似体験、重複障がい疑似体験(ロービジョン+知的障がい、ろう+知的障がい)を行い、それぞれに対応した障がい支援技術の紹介をしました。


愛媛大学で普段担当している授業で疑似体験をすると、週1回90分なので、ドタバタと終わって説明の時間が十分に取れない場合があります。翌週に説明を加えたりするのですが、やはりリアルタイムで説明するために、最低2コマ連続でやりたいなぁと思うことも結構あります。その点、集中講義として、土日に7コマ(もしくは、土曜に5コマ)やると、時間も十分に取れて、しっかり説明できます。もっとも、5〜7コマ分の授業資料や教材を準備するのは大変ですし、受講生も1〜2日続けて受けるので疲れるのですが・・・ :-!


しかし、今回は、その疲れも忘れさせてくれるようなイベントがありました。1日目が終わった後、受講生と食事会がありました。九州保健福祉大の学生さんと食事会に行くのは初めてでしたが、直接指導する・される関係にないので、ゼミ生とはまた違った雰囲気で色々な話ができておもしろかったです。翌日の授業は、よりフレンドリーにできたことは言うまでもありません(笑) 非常に良いイベントだったと思います;-)

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