平成25~26年度の実施計画で、学内競争的資金の愛大GPに申請しておりましたが、採択されたとの連絡をいただきました。
申請したテーマは、「重症心身障害児に適切に対応できる特別支援教育教員養成カリキュラムの開発:医療的ケアを中心とした学際的知識・技能の養成」です。
重度の身体障害・知的障害を合併し、医療的ケアが定常的に必要な重症心身障害児とその家族が、安心・安全に学校や地域での生活を送るためには、保健医療福祉領域の専門職種だけではなく、専門的知識・技能を有する特別支援学校教員が必要不可欠です。特に、医療的ケアについては、教育現場でも知識・技能が不足しており、子ども・保護者・担当教員・学校看護師・養護教諭等にとっても大きな負担となっています。本事業では、重症心身障害児の学校・地域での生活を支援するために、医療的ケアの専門的知識・技能を有する教員を要請するカリキュラム(授業・演習等)を開発することを目的としています。
また、本事業の実施にあたっては、近隣の医療機関の先生方から、協力のご快諾をいただいております。快く協力を約束いただいた先生方に、この場を借りて深謝いたします。
本事業では、主に学部生と大学院生(派遣された現職教員含む)が養成の対象となりますが、教育現場での医療的ケアの実態を促進するためには、現職教員の養成も必要不可欠です。本事業の申請時には、近い将来、現職教員養成研修も立ち上げることを明記しており、大学としてもその方向性に賛同してくださっています。そのため、学部生・大学院生への授業・演習の内容を検討するとともに、現職教員が特別支援学校で医療的ケアを担当するために受講と修了が求められている医療的ケアの研修(第三号研修)の登録研修機関として起ち上げ、登録手続きを進めていく予定です。
近日中に、当該プログラムの詳細や第三号研修実施に向けた経過報告を、このブログでもお知らせしていく予定です。ご期待ください。
苅田 知則(かりた とものり)研究室のブログです。
環境心理学,福祉工学の観点から,特別なニーズがある子ども達の支援を行っています。また,VoiceRulerをはじめ,生活や学習を支援する道具や環境の開発研究も行っています。
このブログでは,研究,実践活動,ゼミ,支援,バリアフリーに関することを紹介するします。
2013年6月25日火曜日
2013年3月9日土曜日
PDF文書内にページ番号を追加する方法
複数のPDFファイルをまとめて,一つのPDFファイルを作成する場合,通しのページ番号を挿入するのにどうしたら良いんだろうと検索してみました。
さすが本家本元!
Adobe社のページに,方法が載っていました(文書内にページ番号を追加する方法(Acrobat XI))。
Acrobat XI(11)の方法ですが,Acrobat Pro X(10)でも同じ方法で挿入できました。
さすが本家本元!
Adobe社のページに,方法が載っていました(文書内にページ番号を追加する方法(Acrobat XI))。
Acrobat XI(11)の方法ですが,Acrobat Pro X(10)でも同じ方法で挿入できました。
SafariでPDFを表示する時,真っ黒な画面に!
最近,MacBookAir 11インチ(Mac OS X 10.8.2)のSafariでPDFを開いても,真っ黒な画面しか表示されず,困っていました。
検索してみると,Adobe Acrobat Pro等をインストールした時に,同時にインストールされる「AdobePDFViewer.plugin」が原因らしいとのこと。
Appleサポートコミュニティのこの投稿記事をみながら,復旧作業を進めてみました。
Acrobat Pro Xをインストールしていたので,以下の手順を行いました。
(ライブラリを変更しているのだから,当然と言えば当然なのですが(^_^;))
そこで,システムそのものを再起動してみると,
再起動後には,Safari内でPDFファイルを閲覧できるようになっていました(^_^)v
検索してみると,Adobe Acrobat Pro等をインストールした時に,同時にインストールされる「AdobePDFViewer.plugin」が原因らしいとのこと。
Appleサポートコミュニティのこの投稿記事をみながら,復旧作業を進めてみました。
Acrobat Pro Xをインストールしていたので,以下の手順を行いました。
手動で起動ディスク>ライブラリ>Internet Plug-Ins>AdobePDFViewer.pluginをゴミ箱に捨てる。ただ,Safariを再起動しただけでは,Safari内でPDFファイルを表示させることができませんでした。
(ライブラリを変更しているのだから,当然と言えば当然なのですが(^_^;))
そこで,システムそのものを再起動してみると,
再起動後には,Safari内でPDFファイルを閲覧できるようになっていました(^_^)v
2013年1月18日金曜日
公開シンポジウム2012年12月26日第2部の見聞録
第2部「在宅生活や学校教育の現状をお聞きし、地域での生活について考えてみませんか?」
パネリスト
- 中田 香穂里 氏(22歳)・美智子 氏(在宅障害者本人・ご家族)
- 樫木 暢子 氏(愛媛大学教育学部 講師・元特別支援学校教員・全国訪問教育研究会事務局)
- 下川 和洋 氏(NPO法人 地域ケアサポート研究所理事)
見聞録
愛媛大学教育学部・樫木講師から、全国また愛媛において医療的ケアや訪問教育がどのように行われているかという情報を共有し、今後について考えていきたいという提案がなされた。それに加え、訪問教育の現状や課題について、愛媛県を中心に、また全国の状況についての情報提供及び医療的ケアの実施の状況について説明があった。その中で、愛媛県は訪問教育を受けている児童生徒が多い方であるが、訪問教育が設置されているのは知的障害特別支援学校3校であり、病弱・肢体不自由特別支援学校には設置されておらず、全国的にも珍しいということ、また、地域性から肢体不自由児特別支援学級の設置が多いという現状報告があった。その後、卒業生ご自身、保護者さんから訪問教育当時のことと卒業後の生活についての話があり、医療的ケアについての実際が語られ、下川先生、樫木先生より、医療的ケア及び卒業後のサポートについての全国的な状況及び医療的ケアを巡る取組の紹介がなされた。24年4月から一定の研修を受けることで医療的ケアをすることが可能になり、首都圏の方では取組も実践も進んでいるという一方で、四国四県を含むいくつかの都道府県では実施に向けての取組が遅れているということであった。介護に関しての考え方は様々であるが、子どもと密接に関わっている人であるほど、その人のニーズに合ったケアができ、それこそが専門性と言えるのではないか、また、身近に医療的ケアの実施が可能な人が増えることで、生活の幅を広げていくことができるのではないかという提言がなされた。教育の現場にいても、「訪問教育」の実態について知る機会がほとんどなかったので、よい勉強になりました。特に、保護者の方の発表の「はやくスイッチが使えるようになって、言葉がつむげるようになりたい。」という言葉が印象に残りました。ふるさと交流で、しげのぶ特別支援学校の生徒さんと一緒に活動をしたことがありますが、コミュニケーションエイドを使えるようになると、さらに交流の輪も広がっていくと思いました。さらに、ふるさと交流のような機会を増やし、活動内容を充実させていくことで、地域の学校に通う生徒や保護者の啓発や理解につながっていくのではないかと感じました。
(報告者:朝田 葉子)
公開シンポジウム2012年12月26日第1部の概要
第1部「経験豊かなシンポジストから医療、療育での活動をお聞きし、地域生活支援について 考えてみませんか?」の概要
パネリスト
- 宮本 希巳江 氏(総合リハビリテーション伊予病院 理学療法士)
- 安藤 有紀 氏(松山市児童発達支援センターひまわり園)
- 下川 和洋 氏(NPO法人・地域ケアさぽーと研究所理事)
パネリストの話題提供
総合リハビリテーション伊予病院では、重症心身障害児のサービスとして、就学前は1日1時間程度、就学後は週に1回程度の個別訓練を行っている。また、地域の支援会議に参加したり、通っている学校に直接出向き、器具や装置の調整を行ったりしている。そのほかにも、小児科のドクターが地域に出向いて、療育相談を受けている。利用者の中には、他の施設(子ども療育センターなど)と併用している人もいるので、担当医が連絡を取るなどして、横のつながりを大切にしている。
児童発達支援センターひまわり園では、毎日、就学前の子どもが保護者のもとを離れて通ってくる。また、親子通園施設ひだまりクラブ(重症心身障害児事業B型)も併設されており、1日5名程度が利用している。園では、個別の支援計画に加えて、援助計画を作成しており、保護者のニーズに基づいてできる範囲のサービスを行っている。個人を重視し、多方面からの総合的チームアプローチの体制がとりやすくなっている。来年度からは、相談支援(福祉サービスやリハビリの情報、家庭生活の支援)の事業を再開する予定である。加えて、ドクターや訪問看護との情報を共有して、地域での子どもの支援や教育が途切れない仕組みが重要であり、就学前から子どもの教育や先の姿を学校の先生たちと考えていける仕組みづくりもやっていきたいと考えている。
NPO法人の下川和洋さんは、障害のある子どもを生涯にわたって支援していくためには、サービスが途切れないようにしなければならないと訴えている。しかし、それをコーディネートする人いないのが現状である。
さまざまな機関で重症心身障害児の支援体制が整いつつあるが、利用者側にとってとても複雑で分かりにくいように思う。重症心身障害児が一生涯を通して地域社会で生活をしていけるためにも、適切な支援を受けられる組織間の連携及びコーディネートが必要である。
(報告者:畠山 歩)
2012年12月8日土曜日
公開シンポジウムのご案内
来る平成24年12月26日に,当講座では,「重症心身障害児の就学前から就学期にかけての総合的な地域生活支援」をテーマに,公開シンポジウムを開催することとなりました。
近年、障害の重度・重複化が指摘されておりますが,ご存じの通り,愛媛県内にも多数の重症心身障害児が存在しております。一方で,愛媛県の特別支援教育,及び保健医療福祉の現状を鑑みるに,重症心身障害児とその保護者が,安心・安全に地域で生活する上で多くの課題・困難が残されています。今回の公開シンポジウムは,こうした愛媛県の重症心身障害児者への特別支援教育・保健医療福祉の現状を,様々な立場から話題提供いただくことで俯瞰し,喫緊の課題を明確にするとともに,早急に対応を検討することを目的に企画いたしました。
なお,当日は,4社の企業様にご協力いただき,重症心身障害児等を対象とした福祉機器・医療機器を展示いただきます。当該テーマ,及び機器展示に興味・関心がおありの皆様は,お誘い合わせの上,参加いただけましたら幸いです。
日時:平成24年12月26日(水)13時〜18時40分
参加業者
長年,重症児の教育に携わり,医療と教育研究会を主催されています。
著書:医療的ケアって大変なことなの?(ぶどう社)
近年、障害の重度・重複化が指摘されておりますが,ご存じの通り,愛媛県内にも多数の重症心身障害児が存在しております。一方で,愛媛県の特別支援教育,及び保健医療福祉の現状を鑑みるに,重症心身障害児とその保護者が,安心・安全に地域で生活する上で多くの課題・困難が残されています。今回の公開シンポジウムは,こうした愛媛県の重症心身障害児者への特別支援教育・保健医療福祉の現状を,様々な立場から話題提供いただくことで俯瞰し,喫緊の課題を明確にするとともに,早急に対応を検討することを目的に企画いたしました。
なお,当日は,4社の企業様にご協力いただき,重症心身障害児等を対象とした福祉機器・医療機器を展示いただきます。当該テーマ,及び機器展示に興味・関心がおありの皆様は,お誘い合わせの上,参加いただけましたら幸いです。
重症心身障害児の就学前から就学期にかけての総合的な地域生活支援
日時:平成24年12月26日(水)13時〜18時40分
場所:愛媛大学総合情報メディアセンター メディアホール
主催:愛媛大学 教育学部 特別支援教育講座(苅田 知則・樫木 暢子)
共催:愛媛県教育委員会
<開場>12:00~
福祉機器の展示<第1部>13:00~14:30
パネリスト- 安藤有紀(松山市児童発達支援センターひまわり園)
- リハビリテーション・セラピスト(総合リハビリテーション伊予病院)
- 下川和洋氏(NPO法人・地域ケアさぽーと研究所理事)
~休憩~
<第2部>15:20~16:50
パネリスト:対談- 中田香穂里・美智子(在宅障害者本人・ご家族)
- 樫木暢子(愛媛大学教育学部 特別支援教育講座 講師)
- 下川和洋氏(NPO法人・地域ケアさぽーと研究所理事)
<ワークショップ>17:00~18:40
福祉機器のデモンストレーション参加業者
<パネリスト紹介>
下川和洋氏(NPO法人・地域ケアさぽーと研究所理事)長年,重症児の教育に携わり,医療と教育研究会を主催されています。
著書:医療的ケアって大変なことなの?(ぶどう社)
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