2010年4月27日火曜日

駐車場問題への大学側の対応

駐輪スペースと駐車スペースの写真:改善後
先日,「悲しい現実」というタイトルで,学内の駐輪問題について触れました。
その後,学内の意見箱にも同様の書き込みをしたところ,数日後に改善が見られました。
具体的には,駐輪スペースと駐車スペースの間に柵とロープが設けられ,スペースが明確に分けられました。
また,時間帯によっては,事務の方2名が,駐車場で監督をされています。

これで,駐輪違反はほとんどなくなりました。
空間の機能を明確にしたので,今後はおそらく元の状態に戻ることはないだろうと思いますが,監督者がいなくても維持されることを願っています。

2010年4月14日水曜日

悲しい現実



年度末でピークを迎えた学内の工事もほとんど終わり,新入生も迎えて,新年度がスタートしました。
毎年行われる工事は「改善」を目標に行われるはずが,残念ながら「改悪」になった所も少なくありません。

その一つが,法文学部の前にあるスペースです。
以前は駐車場でしたが,学内の区画整理に伴い,駐輪場と障がい者等優先の駐車場になった「はず」でした・・・

しかし,現実は,駐輪違反によって障がい者等の優先駐車場が埋め尽くされ,時間帯によっては全く駐車場にアクセス出来ない状態になってしまっています(写真参照)。

当然,駐輪違反をする側にも問題はあります。厳罰化による徹底という案も出るかもしれません。
ただ,駐輪ができる環境を作ってしまった大学側にも問題があります。
「ヒトは決められたルールを守るものだ」という性善説に基づいたアプローチでは,こうした失敗例が出てしまいます。
「ヒトは状況・環境によってはルールを守らないものだ」という前提に基づき,違反しにくい環境や状況を作る必要があるでしょう。
今回の例でいえば,駐輪場と駐車場の間に敷居を設けるか,スペースと機能を一対一対応させるか(駐輪場は駐輪場,駐車場は駐車場に分離する)すれば,防ぐことができたはずです。

こうした物理的環境が人間の行動に影響を及ぼす方略は,環境心理学的なアプローチといえます。
残念ながら,環境心理学的アプローチは日本ではあまり知られていませんが,ルールづくりよりも効果的であることが多々あります。
(防犯面では,最近よく用いられるようになっていますが。)
本学も含めて,日本において,より理解と実践が進むことを願ってやみません。

2010年3月31日水曜日

教科書の利用について

毎年,この時期になると,大学でも新学期に向けて教科書を指定し,学生に購入を促します。
ちょうどタイミング良く,教科書の扱いについて,今朝の日経新聞に以下のような記事(一部を抜粋)が載っていました。
教科書が厚くなった要因には、繰り返し学習や発展的学習の重視に加え、新指導要領が「○○は扱わない」などと学習内容を細かく制限していた“歯止め規定”を廃止したこともある。
 このため文部科学省は「指導要領を守ることと、教科書の内容を全部教えることは別の話。実態に合わせ中身を取捨選択してほしい」と話す。だが、学校からは「授業で全内容に触れないと、必ず保護者から苦情が出る。教員が板挟みになる」(東京都内の公立小学校長)と不安の声も出る。
 欧米の教科書は関心を持った子供が自習できるよう内容が盛りだくさんだが、すべてを教室で教えてはいない。「教科書を教えるのではなく、教科書で教える」といわれるが、機械的に教えるだけの教員や、記載内容をすべて教えてもらわないと気が済まない保護者は、早急に「教科書観」を転換する必要があろう。(2010年3月31日付,日本経済新聞,編集委員 横山晋一郎 氏)引用元の記事

「教科書を教えるのではなく,教科書で教える」という点は,重要ですね。
毎年,学生には「教科書は辞書であり,参考書である」とも伝えています。あくまで,教科書の内容を網羅するのではなく,教科書をファーストステップとして学習を拡げる,理解を深めることが大切だと思います。
記事の中にもあるように,学生も教員も保護者も「教科書の内容を網羅したから安心」という感覚は捨てて,「教科書を使って何を学んだか,どのような学びを提供できたか」と省察を深めることができれば,実りの多い学習になっていくだろうと思います。

当然,大学だけではなく,小中学校,高等学校の教科書についても同様だと思います。

2010年3月22日月曜日

自転車の交通安全について

カーリーは,自動車も好きですが,自転車が大好きです。
今まで,ロードレーサーをはじめ,何台もの自転車に乗り継いできました。
自転車が好きであればあるほど,自分も他の人も安全にサイクリングやトレーニングを楽しむことができるように,日頃から交通ルール遵守を心懸けています。

一方で,交通ルールを守っていない自転車乗りを見ると,悲しい気持ちになると同時に憤りを感じます。

ただ,交通ルールを守る・守らないの前に,自転車乗りが守るべき交通ルールそのものを知らない人が多いのかな,とも思います。

そこで,警視庁のHPを参照しながら,自転車に乗る時に知っておくべき最低限のルールをまとめておきます。
1.自転車は車道が原則,歩道は例外
 ・自転車は軽車両です。歩道と車道の区別のあるところでは,車道通行が原則です。
2.車道は左側を通行
 ・右側走行は禁止されており,取り締まりの対象になります。
3.歩道は歩行者優先で、自転車は車道寄りを徐行
 ・歩道で自転車が歩行者にベルを鳴らし,自分のために道をあけるよう促すのも「歩行者通行妨害」で取り締まりの対象になります。
4.安全ルールを守る
 ・飲酒運転,二人乗り,傘さし運転は禁止されています。
 ・携帯電話を使用しながらの走行も禁止されています。
 ・「並進可」標識のある場所以外で並進(2列で走行)は禁止されています。
5.子どもはヘルメットを着用
 ・子どもにヘルメットをかぶらせることが,保護者の責任になります。

自転車の交通安全に関する,警視庁のホームページ

公道で適用される法律は,大学内でも適用されます。
自転車の事故でも,死傷者を出す重大な事故につながることが多々あります。

みんなが安心して気持ちよく生活できるまち・大学を実現するためにも,自転車利用者はきちんとルールを理解し,遵守を心懸けてもらいたいものです。

2010年3月8日月曜日

講演予定

伊予市障害者相談支援充実・強化事業「障害者とともに生きる町づくり(講演会)」にて,「障がい者(児)を理解するために」と題して講演することになりました。

地方都市では,発達障がい(LD,AD/HD,広汎性発達障がい等)や知的障がいのある方達をサポート体制にのせることができていない現状があります。その背景には,地域社会の障がい理解が十分でないこと等があります。
今回は,地域の様々な方達に,障がいについて疑似体験も織り交ぜながらわかりやすく解説し,社会の中で障がいのある方達が生きていくために必要な支援(人的・物的・制度的)について紹介しようと思っています。

日時:2010年3月15日(月)18時30分から20時30分
場所:伊予市中央公民館第1会議室

2010年1月18日月曜日

サーバ復旧

2008年12月29日に、愛媛大学城北キャンパスで工事のための停電がありました。
その影響で、うちの研究室のサーバもダウンしていました。
年末年始は建物に入ることができないので、「しょうがないなぁ、年始に復旧させよう」と思っていました。


ところが・・・
なんとサーバそのものが壊れてしまっていました。
年初めから、大きな課題を突きつけられたわけです。

で、マシンそのものが壊れたので、データも全部壊れたかと思っていたのですが、分解してハードディスクを取り出したところ、不幸中の幸いでハードディスクは無事で、データのサルベージはできました。

ただ、サーバ機の代替えを作ろうと思ったときに、いくつか大きな問題が出てきました。
Mac OS Xを使うと、Webサーバの復旧はものすごく簡単なので助かったのですが、マシンとサーバOSをマッチングさせるのに少し時間がかかったのと、一番大きかった問題としてMLサーバの過去ログを新サーバに移行する作業がありました。
ただ単に、データをコピーしただけでは、うまく機能してくれません。

MacOSXでサーバー稼業様のスクリプトに救われ、Mailman documentation Wiki様の記述でデータ移行の方法を学び・・・なんとかMLサーバの復旧が完了しました。

2009年4月6日月曜日

DO-IT Japan 2009のご案内

カーリーもスタッフとして係わらせていただいている,「障害のある高校生のための大学体験プログラム『DO-IT Japan 』」の2009年度開催が決定しました。詳細はおって発表されると思いますが,5月18日から参加募集が始まります。興味のある方は,ぜひご参照ください。



障害のある高校生を大学に:DO-IT Japan 2009 開催のご案内



「障害のある高校生のための大学体験プログラム『DO-IT Japan 2009』」が下記の通り、東京大学先端科学技術研究センターにて開催されます。



DO-IT Japan 2009 では、障害のある高校生・高卒者に、その障害に応じた支援機器とコンピュータを提供し、大学進学や将来の就職といった本人の希望の実現をお手伝いします。



DO-IT Japanは5日間のプログラムが設定されています。プログラム期間中、参加者は親元を離れ、他の参加者とともにホテルに宿泊しながら、大学や企業で講義を体験し、社会で活躍している障害のある人と交流します。


プログラム終了後は、オンラインメンタリングを通じ,先輩や専門家がアドバイスをするなど、参加者を継続してサポートします。そして、これらの取り組みを通して、参加者が進路について自分自身で考え、選択する力を育んでいきます。



〈DO-IT Japan 2009〉



  • 開催日時:2009年7月29日(水)〜8月2日(日)

  • 場所:東京大学先端科学技術研究センター

  • 対象:大学進学を目指す障害のある高校生、高卒者(学年・障害の種類や程度・希望大学は問いません)

  • 募集定員:約10名

  • 参加費用:各参加者に必要な支援機器が提供され、宿泊費が補助されます。


【主催・共催・協力】



  • 主催:DO-IT Japan、東京大学先端科学技術研究センター
  • 共催:マイクロソフト株式会社
  • 協力:富士通株式会社、ソフトバンクモバイル株式会社、京王プラザホテル、株式会社トヨタレンタリース東京、他(複数の企業・団体に協力依頼中)



応募の流れ(予定)



  • 応募受付:2009年5月18日〜6月5日(当日消印有効)

  • 選考結果郵送:2009年6月16日以降



応募方法


応募用紙をウェブサイト上でダウンロードし、必要事項を記入後、DO-IT Japan事務局へ郵送してください。



※詳しくは、DO-IT Japan ウェブページ、および2009年度開催案内をご覧ください。